Image: 20130923 2013年9月分のラノベ購入履歴

2013年9月分のライトノベル購入履歴。

初めて本を通して読んだときの感想を文章で残しておいて、後日それを読み返してみると、なかなか面白かったりする。どこでどんな衝撃を受けて、どう感心したのか。楽しんで、笑って、緊張して、怒りを覚えて、悲しんで、泣きそうになって、読書に没頭していったことを記録する。感想は本を読み終えた直後か、当日中に書き残す必要がある。時間が経てばその時覚えていた感情は変化して薄れていく。これもまた日記やブログの良さであり、読書の面白さでもある。所詮ラノベとはいえ、ね。

[こういった文学(?)のレビューは慣れていないもので、拙く軽薄な感想になりますがご了承下さい。また、レビューには多少のネタバレを含みます。]

[凡例]
成分: 作品に占めるジャンル要素の割合
特色: あらすじや作品の特徴
満足度: ☆満足しなかった、☆☆まあまあ満足した、☆☆☆大満足だった
次巻への期待度: ☆あまり期待しない、☆☆少し期待する、☆☆☆かなり期待する

○ 新約 とある魔術の禁書目録 8 [電撃文庫]

最新刊まで追いつけていないので無評価。

○ お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 10 [MF文庫J]

成分: 日常ラブコメ100%
特色: 主人公(姫小路秋人)には普通に仲の良い妹(姫小路秋子)がいたが、幼少期に両親を亡くして別々の家に引き取られ、離れ離れになっていた。家の事情により兄妹は意図的に離されていたが、秋人は長き努力の末に家から独立し、秋子と再会して二人きりで一つ屋根の下で過ごすことになる。秋子がブラコンになっていたり、編入先の学校でいろんな出会いがあったりと、多少バタバタしながらも平凡?な日々を過ごしてゆく。ファンタジー要素皆無の学園日常ラブコメ。

巻末作者コメントにもあるが、今回は序盤と回想を除けばおそらく今までで初めてストーリーに本格的な展開があった。ただし前半は9巻の続き。中盤で新たな人物(十乗寺君佳)が登場し、秋人と二人きりになることでまた淡々としたラブコメが展開される。と思いきや、十乗寺との絡みはそんなになかった。しかし、あることをきっかけに秋人のシスコンぷりが露呈したかと思えば、最後には...。ところで、会長の下ネタ発言と扱いが気になった。例えば本文P.80とかねぇ。

ストーリーはおおむね淡々と進んでいくことには、あまり変わりない。読者に訴えかける何か(感心を引く要素)が足りない。淡々とした日常+ラブコメがこの作品の特色だとしても、読み終えたときのモヤモヤとした不完全燃焼な感じが、gdgdなつまらない話だったというイメージになる。今作は秋人に多少の心境の変化があったということで、次作に少し期待するとしよう。(満足度: ☆、期待度: ☆☆)

○ 男子高校生のハレルヤ! [GA文庫]

成分: 女装潜入ドタバタコメディ80%、ラブコメ20%
特色: 男子3人(山田真理、武里祐紀、桜吾郎)がそれぞれの事情を抱えて男女共学化計画中の女子校に潜入し、共学化を成功させるために内部工作を仕掛けていく。女子校潜入コメディ。1~3巻までの表紙に映っている美少女はそれぞれ男子3人の女装姿。

1巻のみ読了。わりとよくある日常系女装潜入ものだが、最後には校内の人前でいきなり竜を召喚して暴れるなど、馬鹿っぽい部分やトンデモ展開があってコメディ要素が強い。男子3人が主役というシチュエーションは斬新だが、内容にはあまり斬新さを感じられなかった。話のテンポは良く、終始面白く・楽しく読めた。GA文庫らしさがあって、まあまあ良い作品。(満足度: ☆☆☆、期待度: ☆☆)

Image: ジーエーえくすぷろ~らぁ 2012年10月 No.82

新約 とある魔術の禁書目録 (8) (電撃文庫)
鎌池和馬
アスキー・メディアワークス
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ10 (MF文庫J)
鈴木大輔
メディアファクトリー
男子高校生のハレルヤ! 4 (GA文庫)
一之瀬六樹
ソフトバンククリエイティブ

9/23 B2 U7 R2.6


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