基板写真館：Matrox Millennium G400

Matrox Millennium G400 AGPスロット用グラフィックボード(1999年発売)の基板写真です。

Matroxは自社開発のグラフィックチップを自社製のグラフィックボードに搭載して独占供給するという、グラフィックチップメーカーの中では珍しい形態を取っていました。それも含めいろんなことが重なり、2000年以降Matroxは急激に失速してコンシューマ市場から撤退しました。

シングルヘッド、SGRAM、16MB、Rev.A G4+MILA/16/OE2

Image: MGA400 シングルヘッド、SGRAM、16MB、Rev.A

オプションでVGA出力やDVI出力を増設することができます。左上の端子はそのためのものであって、VRAMを増設することはできません。

デュアルヘッド、SGRAM、32MB、Rev.B G4+MDH4A32G

Image: MGA400 デュアルヘッド、SGRAM、32MB、Rev.B

裏面にも4個のVRAMチップが実装されています。

ボード 拡大

Image: MGA400 デュアルヘッド、SGRAM、32MB、Rev.B

ボードを遠目で見るとごちゃごちゃしているように見えますが、よく見てみると部品が綺麗に並べられていることがわかります。