基板写真館:ASUS P2B
Asustek P2B Slot 1 マザーボード(1998年発売)の基板写真です。
ボード 表
ノースブリッジはIntel 440BX、サウスブリッジはIntel 82371EB。この頃のマザーボードはいかにもコンピューターの部品という感じのガラスエポキシ基板で、この無骨さがいいですね。表面はツルツルしています。CPUはSlot 1という後にも先にも見ないカートリッジ式の取り付け方式です。
ここ10年のマザーボードには当たり前のように付いていて本製品に付いていないインターフェイス(機能)があるのですが、それは何でしょう。ヒントはバックパネルに注目。
Intel 82371EB(PIIX4E) サウスブリッジ
なぜ電池や発振器がこんな場所に配置されているのかと思ったら、サウスブリッジにRT/CMOSも統合されているようです。
Specification
- Processor: Slot 1 for Intel Pentium II Processor
- Chipset: Intel 100 MHz 440BX AGPset with PIIX4E South Bridge
- Expansion Slots: 1 x 32-bit AGP 3.3V, 4 x 32-bit PCI rev.2.1, 3 x 16-bit ISA
- Memory: 3 x 168-pin DIMM 3.3V PC100 SDRAM
- Onboard I/O: 1 x Floppy, Dual UltraDMA/33 IDE
- ATX Double Decker: 2 x USB1.1, 1 x PS/2 Keyboard, 1 x PS/2 Mouse, 1 x Parallel, 2 x Serial
- BIOS: 2Mb Flash EPROM, Award Anti-Boot Virus & PnP BIOS with ACPI, AGP, DMI, Green, Plug and Play
- Form Factor: ATX (7.5" x 12")
先の問いの答えは、サウンド機能。LANも付いていませんが、サウンド機能がないというのは逆に新鮮だと思いませんか。