Image: 240720 PS/55エミュ製作 [39]OS/2は起動するけど表示の修正が必要

Windows 3.0は8色モードと256色モードの識別方法を変えたら色が正しく表示されるようになった。反転表示も問題ないのでエミュレーションの精度はDOSBoxを上回っている。上のスクリーンショットでは横長い黒線が一本残っているが、画面の差分更新プログラムを修正すれば直るだろう。

この調子でOS/2も行けるのではと思ったんだけど、これがまた別物で、インストールまでは問題なかったんだけど、起動すると2バイト文字が表示されず、コマンドプロンプトでは豆腐になってしまう。

Image: PCem55 beta

カラーパレットはグレースケールになっている。日本語DOSでモノクロモニターと判別される問題は修正したはずだが、OS/2のディスプレイドライバーは別の判別方法を使っているのか?塗りつぶしの位置がずれているので、BitBltも何かしらを修正する必要があるだろう。

Image: PCem55 beta

DOSアプリケーションは逆アセンブルで解析が比較的簡単なんだけど、OS/2やWindows 3.0はNEヘッダーを使う16ビットアプリケーションで、大半は高級言語で作成されているので、逆アセンブルで追うのが難しい。32ビットアプリケーションなら、それ用の逆コンパイラーが使えるんだけどな。


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