現行のSurface ProはSnapdragon Xを積んだCopilot+ PCらしいですね。と書いておきながら、私もこの言葉の意味を完全に理解していないのですが。

上位機のSurface Laptop Studioは第13世代Intel Coreシリーズを搭載しているが、最新のSurface ProはARMアーキテクチャーのCPUであるSnapdraon Xを採用している。しかし、OSは同じWindows 11だという。ARM版Windowsでは、X86アーキテクチャー用のWindowsアプリケーションは自動でエミュレーターを通して命令セットを変換した後に実行される。DirectXを使う3DゲームなどOSのコアに密接に関連するソフトウェアは動作しないものがあるが、日常や業務で使うほとんどのソフトウェアはARM版で動作すると考えられる。PC = Windows PC = X86アーキテクチャーという図式はいよいよ失われつつある。

Surface ProでSnapdragon Xが採用された理由は、「AI機能」がハードウェアで支援されていることにあるだろう。IntelやAMDも同様のコンセプトのプロセッサーを発売予定とされている。確かにChatGPTやMidJourneyといったAIは素晴らしいが、これらはクラウドデータの蓄積があるから成り立っている。ローカルのAIに何を期待したら良いのだろうか。何が技術者をそこまで駆り立てるのか。ASUS Copilot+ PCのページも見てみたが、イマイチよく分かっていない。

しかし、こういう小さな支援機能が点と点を結ぶように繋がってクラウドからも随時データが取り出せるようになった時、創作世界で見るような真のサポートAIが生まれるのかもしれない。


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