内蔵DOSでデータボックスを実行すると、不正な属性やビデオメモリーのページ指定によって画面が崩れる問題を修正しました。これによりJ-DOS不要でデータボックスを実行できるようになりました。
修正前はこんな表示でした。
J-DOSの内部動作を調べたところ、Int 10h, AH=06h (Scroll-up window) で画面を消去したときに、属性バイト (BHレジスター) のDBCSビットをANDマスクでリセットしているようだったので、これをDOSVAXのInt 10hに実装しました。また、いくつかのファンクションでページ番号を解釈していたことがバグに繋がっていたため、PS/55テキストモードの時はパラメーターにかかわらずページ番号を常に0にするように修正しました。
DOSVAX 変更点 (4483PS16→ 4483PS17)
- 漢字データ・ボックス バージョン 4 (Reed Rex Corp.) で画面が乱れる問題を修正しました。
ダウンロード
→ GitHub - akmed772/dosvax: A folk of DOSBox that emulates the Japanese AX and PS/55 computers.