Image: Jet Set single ver. (Alphaville / 1985) [Synth Pop]

数年前にシンセポップのジャンルを調べていたときにSounds Like a Melodyという曲からAlphavilleというアーティストを知った。その曲が収録されているFirst Harvestというアルバムを聴いた時に (The) Jet Set という曲は私のお気に入りになったんだけど、これの別バージョンがあるとは知らなかった。

この曲は1984年のForever Youngというアルバムが初出で、こっちは既に購入して聴いたことがある。てっきりシングルバージョンはないものだと思っていたけど、翌年にはミュージックビデオ用に制作されたバージョンがシングルで発売されていた。

このミュージックビデオはYouTubeに公式動画としてアップロードされている。音質が微妙だからバージョンが違って聞こえるのは劣化のせいかと思っていたけど、そうじゃなかったのか。

違うと意識して聴いてみると、確かに1984年アルバム版とは全然違うな。

日本でもレコード盤のみだがワーナー・パイオニアから発売された。その解説カードで、この曲の発売経緯は次のように書かれている。

本曲はアルファヴィル自らのコンセプトとアイディアで制作したヴィデオ・クリップ、”Two Tales From The City”のサウンドトラックの一部にも使用されているナンバーです。ヨーロッパのテレビ向けに制作された音楽ヴィデオで、早くも全欧で話題を集めています。(中略)デビュー以来、キーボード・プレイヤーとして活躍してきたフランク・マーチンズは先ごろグループを脱退。代わって美形のリック・エコーレットが正式メンバーとして加入しました。そのため、本シングルは新たなメンバーで再レコーディングされています。録音は西独ケルンのEMIスタジオ。

このバージョンは2019年になってデジタルリマスターされ、現在はiTunes Musicでも再生することができる。


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