メディアサーバーソフトPlexの基本的な使い方
メディアサーバーソフトPlexについて基本的な使い方を大まかに説明します。
- Plex - Plex Media Server: Your Media on all of Your Devices
- https://plex.tv/
PlexはPCに保存した動画・音楽ファイルを共有するメディアサーバーソフトです。PC用ソフトウェアは無料でダウンロード・使用できますが、Android/iOSアプリは有料です。Plexの良い点・悪い点など概要は過去の記事を参照して下さい。
Plexアカウントを登録する
タスクバー右端のインジケーターにPlexのアイコンがあるのでそれをダブルクリックすると、Plexの設定画面がブラウザで開きます。Plexのアイコンがない場合はPlex Media Serverが起動していない可能性があるので、スタート画面のアプリ一覧(またはスタートメニュー)からPlex Media Serverを起動します。
Plex初回起動時はメールアドレスとパスワードの入力が求められます。Plexアカウントをまだ登録していない場合は登録画面に進んでアカウントを作ります。
ライブラリに監視フォルダーを追加する
左上のホームアイコン(家のアイコン)をクリックします。左のメニューの+マークをクリックします。
これから追加する監視フォルダーに含まれているメディアの種類を選択します。ライブラリ毎に一つのタイプのみ含めることができます。同じフォルダーに音楽ファイルと動画ファイルが両方含まれている場合は、同じフォルダーでそれぞれのタイプについてライブラリを追加します。次の画面で監視対象のフォルダーを選択・追加します。
ライブラリが追加されると順次見つかったファイルが追加されていきます。追加されるはずの項目が追加されない場合は、メディアの種類の設定が誤っているかPlexがサポートしていない形式です。
サーバーとして公開する / 外部からアクセスできることを確認する
Plex設定画面で右上の設定アイコン(工具のアイコン)をクリックします。上のタブで「サーバー」左のメニューから「接続」を選択します。再びサインインの画面が出るのでPlexアカウントの情報を入力してサインインすると、サーバー機能が有効になります。
外部からアクセスできる状態であれば「サーバーはxxxxx番ポートにマップされています」というメッセージが表示されます。ファイアーウォールやポート開放の設定が正しくないなど、外部からのアクセスが確認できない場合はエラーメッセージが表示されます。
ルーターのUPnP機能が有効であればポート開放の設定は不要のはずですが、私の環境ではうまくいきませんでした。なので、ルーター(CTU)の設定画面で現クライアントのIPアドレスを静的アドレスとして固定して、32400番ポートをそのアドレスに転送するように設定しました。
他の端末のPlexで再生する
他の端末にインストールしたPlexで再生する方法は簡単です。サーバーと同じPlexのアカウントでサインインするだけです。