最近、内蔵BDドライブでのCDの読み取りに不調を感じるため、レンズを拭くことにした。データCDが読めないときはエクスプローラーの挙動がおかしいかエラーが出るからすぐ分かるんだけど、音楽CDをiTunesにインポートする場合、音飛びや無音は再生してその部分を聴くまで分からないから厄介だな。乾式・湿式のレンズクリーニングキットを使う方法もあるけど、ドライブにとってあまり良くないという話を聞いたので、分解してレンズを直接拭き上げることにした。
精密ドライバーで裏面の6本のネジを外す。スチールのケースを外す前にフロントベゼルを外す必要があるが、そのためにピンでCDトレイのロックを解除して少し開けておく。その他の部品ははめ込んであるだけなので、マイナスドライバーだけで行ける。

購入してから4年しか経っていないので、内部にほこりはほとんど見つからなかった。レンズはエタノールを染みこませた綿棒で拭き上げる。

拭き上げ前後を写真でも見比べたけど、違いは分からなかった。読み取り精度が良くなったかどうかも、分からない。認識が速くなった気がするし、誤差の範疇といえばそれまでだし。ただ、この前の3台中2台のドライブで読み取れなかった台湾製CD-ROMは、今回も読み取れなかった。これはディスク側の問題なんだろう。