msconfigの診断スタートアップでサインイン画面が出なくなる
ASUSのAI Suite 3のアップグレード・アンインストールができないので、msconfigで診断スタートアップに設定したらなんか泥沼にはまった。システムドライブがBitLocker暗号化されていることと関係あるかもしれない。
Windowsを起動して最初の壁紙と日時の画面までは表示されるのだが、その次の画面で本来ならサインインするためにユーザー名とパスワード入力欄が表示されるはずが、壁紙が表示されるのみで文字・入力欄が出てこない。できることは右下からPCをシャットダウンするか再起動するかの2択である。
電源ボタン長押しでPCの電源を切断してWindowsを起動すると回復オプションが表示されるので、そこで「詳細オプション」→「スタートアップ設定」をクリックする。そこから「4. セーフモードを有効にする」でセーフモードで起動できる。
セーフモード起動時にはBitLocker暗号化ドライブの回復キーを入力するよう求められる。確かMicrosoftアカウントにも回復キーを保存したような、と思ってスマホからMicrosoftアカウントにログインすると、すぐに回復キーを参照することができた。
回復キーを入力後、普通にサインイン画面が表示されたので、再度msconfigを呼び出して通常スタートアップに戻し、通常起動に復帰させることができた。
今回の教訓
- BitLocker暗号化システムでmsconfigの診断スタートアップを使用してはならない
- 暗号化ドライブ回復キーの参照方法をあらかじめ用意・確認しておく
- ASUSのMB付属ユーティリティは相変わらずインストーラーがks