システムの正常性を調べる
「PCの動作が急に遅くなった」「エラーが多発するようになった」等、ある頃に突然、動作パフォーマンスが著しく落ちることがあると思います。
Vistaには標準で「システム診断レポート」を作成・表示してくれるツールがあります。これはハードウェア・ソフトウェア面などからパフォーマンスの具合を調べてくれるツールです。
これを実行すると、パフォーマンスを低下させる要因がある場合に、「メモリ容量が少ない」「HDDエラーが多発している」等の問題を指摘してくれます。
○開き方
スタートメニューからコントロールパネルを開く。
システムとメンテナンス→パフォーマンスの情報とツール→左側「タスク」にある「詳細ツール」をクリック。
そして「システムの正常性のレポートを生成」をクリックするとツールが開き、データの収集が始まります。
1分ほど経過してデータの収集が終わると、結果が表示されます。
ただ、もともとこのツールはWindows Server2008向けに作られたものであるため、かなり厳しめな評価を出します。このツールで数個ほどの項目が問題報告されるだけであれば、普段パソコンを使う分には問題ないかもしれません。
つまりは、このツールの結果は参考程度にしてほしいということです。