Thumbs.db ってファイルは何なんだ [Win]
・このファイルの説明
このThumbs.dbはどういうファイルかというと、Windows XPにおいて縮小表示の際に作られる
サムネイル画像のキャッシュファイル です。
「サムネイル画像」というのは、
↑これらのように、元の大きさの画像を縮小した小さい画像のことです。
「キャッシュ」には「一時的に貯える」という意味があります。
これらの縮小画像をまとめて一つのファイルにしたものが Thumbs.db というファイルです。
画像を含んだフォルダを最初に閲覧すると、自動で縮小画像を作成すると共に Thumb.db ファイルが作られ、この中に保存されていきます。
次回以降このフォルダを閲覧する際に、Thumbs.db から縮小画像を読み込むことで、元の画像から縮小画像を作成する手間が省けるので、フォルダの内容が素早く表示されるようになる
というわけです。
・で、どうすれば?
結論を言うと、このファイルは削除しても何も問題ありません。
このファイルがなくても画像ファイルの表示に支障が出たり、PCに障害が出ることは一切ありません。
じゃあ何でこんな「削除したらヤバイかもよッ!」的なメッセージが出るのかというと、ファイル属性が関係するのですが…その辺りの説明はすっ飛ばしておきます。
・Vistaでは…
Vistaでは別の場所にキャッシュファイルが作られています。
場所を言うと、
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Windows\Explorer
の中にあります。
Vistaにおいては、キャッシュファイルの存在について特に気にする必要はないでしょう。
(今回の問題もあって、XPから改善されたのだと思います。)
また、これらのファイルは「ディスク クリーンアップ」ツールで削除できます。
○追記
08/08/04 改訂
08/05/29 記事作成