フライトシム『Microsoft Flight Simulator (2020)』Steam版をプレイ。
ゲームのダウンロードサイズが132 GBもあるのヤバい。しかも、これで主要都市部のリアルな建築データはゲームプレイ中にリアルタイムにダウンロードされる(つまり、インストールデータに含まれない)というのだから、何のデータにそんな容量を取られるんだろうか。
ジョイスティックはThrustmaster Flight Stick Xを使用。ゲーム側でネイティブにサポートされているので、ボタンの割り当て設定が不要。ゲーム側で何番のボタンを押せという指示通り、ジョイスティックに書いてある番号のボタンを押すだけなので、簡単です。ヨーク、ラダー、スロットル、ブレーキ、視点切り替え、トリム、フラップという、フライト中の操縦に必要なほとんどの操作をこれでできます。
YS FlightやMSFSXをプレイした経験があるので、フライトについて最低限の知識とある程度の用語は知っているけども、操作の違いもあるかもしれないので改めてチュートリアルからプレイ。
模範的な離着陸やアプローチを教えてくれるので、ためになります。FSXでは言語を日本語にすると音声も日本語吹き替えでしたが、今作は英語音声の日本語字幕です。しかし、機械翻訳だからか、たまに変な文があります。特にコックピットでスイッチにカーソルを合わせると表示されるラベルが、意味の分からない字に翻訳されたり、普通に誤記と思われるものもあったりするので、全部を鵜呑みにしないと思った方が良い。
標準設定ではエンジンは始動済みですが、このエンジン始動・停止といったチェックリストは、右の目のアイコンをクリックすると該当場所に視線が切り替わって強調表示してくれるので、機種毎に配置が異なるスイッチを「どこ行った?」と探す必要がなくて助かります。
しかし、従来機や小型機の常識だけで最新旅客機 エアバスA320 に乗り込むと大変な目に遭います。チェックリストにMCDUやECAMといった見慣れない略語が飛び交うし、スロットル制御は単純な0-100%ではありません。A320用(フライバックワイヤ制御)のチュートリアルがあるので、最低限これで学習する必要があります。それでもなお、MCDUの入力方法は省略されているので、自分で調べる必要がありそうです。
A320は見ただけでもシステムが膨大というのは分かる。操縦と関係ないボタンも押せると分かると押したくなる。