→ なぜ初代プレステのディスクは黒かったのか【ゆっくり解説】 - YouTube
コピー防止の技術だけじゃなく、ユーザーの受け捉え方も興味深い内容だった。根拠のないうわさ話に尾ひれが付いて大きくなるのは、今も昔も変わらないな。
この動画では触れられていないが、ディスクが黒い理由を調べてみると、PS1発売前の情報では音楽CDと区別するためと説明されていた(マイコンBASICマガジン 1994年12月号)。他にもこれに触れた文献がある。
プレイステーション用のブラックディスクはソニー・ミュージックエンタテインメントのプレス工場でしかプレスができず(同工場でスクランブル信号を付加するため)、プレイステーションはトータルとしてソニーグループが儲かる構造になっている。(山名一郎『キング・オブ・ゲームの未来戦』、日本実業出版社、1994年、105頁。NDL)
プレイステーションの発表で意表を突かれたのは、CD-ROMのレーベル面を黒く塗っていたことだ。オーディオCDと区別するためとの説明である。こういうプロモーションの仕方はさすがにソニーという感じがする。(同、148頁)
動画中で触れられているソニーの説明の「見た目がクールだから。」はこれをジョークにした表現なのかもしれない。ちなみに、PS2のゲームソフトにはCD-ROMとDVD-ROMの両方があって、CD-ROMは青色のディスクだった(DVDは普通の銀色)。
動画のコメント欄では、ゲームディスクの1トラック目に警告メッセージが音声で収録されているという話が出ていた。昔、セガサターン用ソフトの音声をニコ動かどこかで聞いたことがある気がするけど、PS1にもあったんだ。私の数少ない手持ちの中ではそのようなゲームソフトは見つからなかった。その代わり、明らかにPC向けのおまけコンテンツを入れたものは見つけた。タイトルは『ときめきメモリアル Selection 藤崎詩織』で、これもセガサターン用との同時発売タイトル(中古で入手したに違いないが、詳しい経緯は忘れた。)

解像度640×480のBMPファイルはWindows用壁紙ファイルとして用意されたものだろう。何人かの開発スタッフのコメントが書かれたテキストファイルも収録されている。少なくともPS1版のマニュアルにはこれについての説明は一切ないので(ゲーム中にヒントが出るか分からんが)、本当に隠れたおまけ要素だ。こういうのを見つけると嬉しくなる。
トップ写真の左はPS1用ゲームソフトのクラッシュ・バンディクー2 (SCPS-10047)、右はPS2用ゲームソフトのグラディウスV (VW176-J1)。