PS4のHDDをSSHD(東芝 MQ02ABD100H)に換装する
PS4内蔵HDDをSSHDに換装してみた。交換方法は他サイトで多数の例が紹介されているのでここでは触れない。hDDの換装作業自体は非常に簡単。PS4のデータのバックアップを取ってシステムソフトウェアを再インストールする環境を作るのに多少手間と時間が掛かる。
- PlayStation 3 システムソフトウェア アップデート プレイステーション オフィシャルサイト
- PlayStation4システムソフトウェア アップデート プレイステーション オフィシャルサイト
- PS3/PS4でPSNにサインインしておき、トロフィー情報の同期を取る
- PS3の場合は、PS3ゲームのインストールデータを削除しておく。PS4ではバックアップ時にインストールデータをコピーするか選択できるのでこの作業は不要。
- PS3/PS4の設定メニューより、USBストレージにデータをバックアップする
- SCEのWebサイト内PS4サポートサイトから再インストール用システムソフトウェアをダウンロードして、USBストレージにPS3\UPDATEフォルダーあるいはPS4\UPDATEフォルダーにコピーする。
- 本体HDDの交換
- システムソフトウェアを入れたUSBストレージを接続して本体の電源をオン。画面の指示に従って初期化を行う。後でデータ復元時に再度初期化することになるので、初期設定は真面目に設定する必要ない。
- 設定メニューからバックアップデータを復元。
SSHDに換装した効果は、みんなが言うように、メニュー画面などがきびきび反応するようになって確かに速くなったけれども、PCをSSD化したような大きな変化は感じられない。ゲームのロード時間が少し早くなったと思う。高速化の手法がキャッシュという特性である以上、状況によって効果の程度に差が出てくることは致し方ない。
PS4 CUH-1100Aに元から入っていたHD(HGST HTS545050A7E380)をPS3 CECH-3000A(東芝 MK1676GSX)に入れてみた。性能の変化は余り感じられなかった。PCで測っても大きな差は無いのでそんなものだろう。
CrystalDiskMarkの結果を比較。最近2.5インチのハードディスクなんて使わないので相場を知らないが、現時点では100MB/s超あれば速い方であるらしい。古いモデルに比べて記録密度が上がった関係か、シーケンシャルリード・ライトが順当に性能を上げている。PCでも数字で比べてわかる程度の違いでは、性能の低いPS3では違いは余りわからない。