Image: 220321 『第12世代』

メイン機のブラウザ動画再生が不調なのとテレビ専用で1台組みたくなって、パーツをほぼ一式買ってきた。それにしても、そろそろ「Core」に変わる新しいブランドに切り替えた方が良いんじゃないか。

第1世代 (Nehalem)から第4世代 (Haswell)まではラインナップを把握する程度に追いかけていたけども、その後はPC業界から離れたこともあってよくわからん。初めて一から組んだ自作PCが第2世代 (SandyBridge)だったので、それから10年経ったと思うと感慨深い。一般的に見てどうか分からんけど、あの頃は自作PCのちょうど転換期だったように思える。マザボとかパーツのデザインが2~3年でガラッと変わったし、SSDも250GBくらいなら手を出しやすい価格になっていた。自作PCというものがオタク向けだったものが、一般のゲーマーとか色んな人が手を出すようになった印象がある。

あれから10年経って大きく変わったことと言うと、日本でPCゲームが家庭用ゲーム機に並ぶほどの地位を獲得したことだろうか。ゲーミングキーボードとかマウスとか今は種類が豊富にあるし、メカニカルキーボードもかつてマイナーだったのに今は多すぎて迷うくらい。自作PCそのものは性能面以外であまり変わっていないか。

LGA1700対応CPUクーラーが少ない問題

この第12世代 (Alder Lake-S)なんだけども、まずLGA1700に標準で対応するCPUクーラーが現状ほとんどなくて、既製品用のリテンションキットも店によってあるものないものがあるので困った。結局、5年前に買った虎徹にLGA1700用マウンティングキット (SCMK-1700B)を組み合わせて使うことにし、既存のRyzen機に新しく買ったCPUクーラーを付けるという逆転現象になった。ちなみにこのSCMK-1700Bというキット、初代虎徹 (SCKTT-1000)は対応製品に入っていないが取り付けは多分問題なくできた。

USBからWindows 11をインストールできない問題

組み立て自体は手慣れたものだが、Windowsのインストールが久々だったこともあって手間取った。

お使いのPCに必要なメディアドライバーがありません。

Image: Windows 11 セットアップ ドライバーの読み込み

こんなメッセージが出てセットアップが進まない。ネットで調べてみてもこの症例を挙げている情報自体が少なく、イマイチ要領を得ない。

一つ見当が付いたのは、UEFIでブートした段階ではセットアップファイルを読めていたのだが、Windowsセットアップが起動してから何かしらの必要なファイルが読めない可能性。昔で言えば、XPをRAID環境にセットアップする時にF6ドライバーが必要とか、Win7のセットアップはUSB3.0に対応してないから別でドライバーが必要とか、そう言う問題。ただ、マザボの取説やFAQを見てもそういった準備が必要という情報は見当たらない。Rufusでisoイメージを書き込む方法も試したけどダメ。

結局、原因は使っていたUSBメモリに問題があった。1つはUSB2.0では認識するけど3.0だと認識しない不良品。もう一つはWindows上では使えるんだけど、起動ドライブとして使えないもの(USB3.0対応品なのに書き込みが5MB/sとクソ重いので、壊れているかも)。USBメモリも新品で買っておくべきだった。

一番引っかかったのはそこで、あとは調べながらで何とかなった。Win10の頃とは初期セットアップやネットワーク共有の設定方法が変わっていて、一度設定さえできれば以前の通りに使えるんだけど、そこまで持っていくのが苦労した。


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