140502更新 ニュースで取り上げられたInternet Explorerの脆弱性
- Internet Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される - マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2963983 (2014/04/28)
- https://technet.microsoft.com/ja-JP/library/security/2963983
追記 (5⁄2 6:20)
日本時間5/2 3:00頃より、Windows Updateを通してセキュリティ更新プログラムが配布されています。IE各バージョン向けの修正プログラムは下記リンクからもダウンロードできます。サポートが終了したWindows XP用のセキュリティ更新プログラムも配布されています。
- マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-021 - 緊急 - Microsoft TechNet
- http://technet.microsoft.com/library/security/ms14-021
- Out-of-Band Release to Address Microsoft Security Advisory 2963983
- http://blogs.technet.com/b/msrc/archive/2014/05/01/out-of-band-release-to-address-microsoft-security-advisory-2963983.aspx
追記 (4⁄30 18:00頃通知)
上記ページにてIE10/IE11の「拡張保護モード(EPM)」機能が有効な回避策であると示されました。拡張保護モードを有効にする手順は次の通りです。
- Internet Explorer の 「ツール」 メニューの 「インターネット オプション」 をクリックします。
- 「インターネット オプション」 ダイアログ ボックスで、「詳細設定」 タブをクリックし、設定の一覧の 「セキュリティ」 セクションまで下へスクロールします。
- Internet Explorer 10 を実行している場合は、「拡張保護モードを有効にする」 の横のチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
- Internet Explorer 11 を実行している場合は、「拡張保護モードを有効にする」 および 「拡張保護モードで 64 ビット プロセッサを有効にする」 (64 ビット システムの場合) の横のチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
- 「OK」 をクリックし、変更を許可し、Internet Explorer に戻ります。
- システムを再起動します。
あくまでも暫定的な回避策なので、今後のニュースレターやWindowsUpdate更新プログラムに注意して下さい。
ちなみに、セキュリティアドバイザリの通知は4/28に配信されていたようですが、送信システムの不具合でこちらに届かなかったようです。