Image: 160909 Core i5-3570K(OC) vs i5-4690

中古でCore i5-3570K (Ivy Bridge)が比較的安く売られていたので入手。前々からサブ機のi3-2100をi5にしたいと思っていた。

i5-3570Kの定格クロックは3.4GHz。一方、今メイン機で使っているi5-4690は3.5GHz。このままなら性能はi5-4690の方が上であることは明確だが、i5-3570KはUnlockedモデルと言うことで、これをオーバーロックさせればi5-4690を上回るのではないか。

MBはASUS P8P67 rev.3.1。オーバークロックは電圧をいじらずに行った。電圧を上げるとワットパフォーマンスが著しく低下するだけでなく、発熱が半導体や周辺回路への寿命にも影響を与える。このマシンはXP機として温存する予定なので、寿命を縮めるようなリスクは避けたい。

色々試していった結果、噂通り4.4GHzあたりに分厚い壁があり、4.3GHzなら電圧を変えずとも安定して動作することが分かった。コア温度は60度以内をキープしているのでかなり良好。

Image: OCCT i5-3570K 4.3GHz

簡単にベンチマークをとってみた。HandBrakeは実用的な指標として1440x1080i 60fps 約15分の動画ファイルをH.264ソフトウェアエンコードで1280x720p 24fpsに変換するのに掛かった時間を計測。

Case i5-4690 @3.9GHz i5-3570K @4.3GHz
SuperPI 419万桁 49秒 45秒
HandBrake x264 14分6秒 12分38秒

およそクロック差通りでIvy Bridgeのi5-3570K OCが約10%スコアが上回った。QSVエンコードだとHaswellの方が速いかもしれない。

もうメイン機廃止してサブ機をメイン機にしても良いかもね。環境の移行作業が非常に面倒だからためらうけど(特にオンライン認証済みソフトの再セットアップとか)。


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