161003 AXエミュレーター製作 AX版Windows 2.1起動
予想以上にJEGAがEGAそのもので、JEGAグラフィックモードは画面モードを定義しただけで表示できるようになりました。日本語フォントの読み込みにJEGAのレジスタを利用しているので、そこだけファンクションを実装しています。
ただ、AX版Windows 2.1は英語101キーボードをサポートしていないようで、手持ちのExcel 2.1のディスクからドライバ(kbdus.drv)を持ってきて、setup.infを改変してインストールしています。AXキーボードのBIOSあるいはI/Oポートを実装すれば、無改造で動きそうな感じです。
テキスト画面のアトリビュートの解釈も完成。JEGAのアトリビュートはEGAと異なると思っていたのですが、それは誤解だったようで、JEGAのレジスタからEGA互換とJEGA独自拡張アトリビュートの2つのモードを設定できるようです。EGA互換のアトリビュート解釈で正常に表示できるようになりました。拡張アトリビュートは未実装でも良いかな。
CRT BIOSの日本語・英語モード切替に対応したため、MS-DOS上でMODEコマンドでの日英モード切替にも対応。というか日英モードコマンドの切替って、AX版MS-DOSはMODEコマンド、日本IBMのDOS/VはCHEVコマンド、MS-DOS/VはJP/USコマンドというようにバラバラなんですね。
仮想テキストRAMとか文字フォント登録とか、未実装の機能はまだ多数ありますが、目標は半ば達成しているのでこのままほったらかしになる可能性大。