200311 この状況はいつまで続く
この時期は花粉が話題の風物詩だが、今年はそれどころではなくなってしまった。愛知県は新型コロナウイルス感染者数第2位。特に、名古屋市内で特定の施設の利用者を中心に感染が拡大したという集団、クラスターが2箇所確認されたことで、大きく報道された。
市内の雰囲気は、スーパーに行ってもピリピリしたり混乱したりという様子はないが、地下鉄に乗ってみると、普段なら平日昼間でもデパートの買い物客で賑わうはずが、空席が多く余裕で座れる。特に高齢者は見かけなくなった。乗客は多くが通勤・通学目的で、後は遠方への旅行のための利用か。マスクをしている人は多いものの、大学生以下の若者を中心にマスクしていない人も結構居る。
一番影響が出ているのは、外のお客さんありきの商売。人が集まるようなイベントは軒並み中止となり、その周辺の飲食店では閑古鳥が鳴く状態。ホテルは普段土日に一杯になるような所も空室が目立つ。
物品不足については、先週の時点ではトイレットペーパーもティッシュペーパーも棚がスカスカで買えない状況が続いていた。私もティッシュのストックが残り1パックになって、万年花粉症としてどうしたものかと思っていたが、今週になって深刻な買い占めはなくなり、開店1時間後に寄ったドラッグストアで外箱無し150組×5パックセットが30個くらい残っていた。販売価格もつり上がることなく、200円以下と良心的。ただ、ペーパーの棚全体で見れば9割が空っぽで、在庫僅少であることに変わりない。
マスクは当分買えそうにないので、昨年買った50枚1パックを少しずつ、マスクが汚れるかボロが目立ってくるまで使い回している。そもそも普通のマスクでウイルスの侵入を防げるとは思っていないが、無いことに比べればしぶきの直接吸入は多少防げるし、鼻や口の乾燥を防ぐには十分。
仕事のリソースも感染症対策に割かれていく。この状況がいつまでも続くと色々キツい。