JPライバーは全く見ていないわけじゃないんだけど特定の誰っていう推しがいないので、チケット代を出してでも見ようという気はあまりなかったんだけど、1日目が良かったので3日間とも見ました。3Dで動き回っている姿ってみんながみんなそう頻繁に見られるものじゃないしね。

1日目は期待のユニットが勢ぞろいで前回のNJUらしい感じ。個人的にはセレじょのあ・え・い・う・え・お・あお!!(ひなこのーとOP歌)が好き。2年前の当初から一応グループしてデビューしていたけど、その当時は果たして2年後も東西南北央が揃っているのだろうかと憂慮したものだった。一人も欠けることなく、こうして5人が3Dで揃って、しかも5人にぴったりな選曲で歌って踊っている姿を見られる時が来るなんて、なんて素晴らしいこと!

歌うま勢(ちま、レヴィ、早瀬)には毎度度肝を抜かれる。一方、楓と美兎は期待を裏切らなかったですね。これがにじさんじの顔だよ。ENのPomuとShuは事が始まってすぐにミームと気づいたようで、さすがにじさんじオタク。

2日目と3日目は歌とダンスのクオリティが見どころになってくるけど、NJUが公式プロジェクトになったことでステージのセットや小道具も随分賑やかになった。元は配信者集団だったのが、こんな風にダンスしたり歌ったりとできるまでに、どれだけ努力を重ねてきたのか。男たちも盛り上げに一役買ってた。特に3日目のレオスはあれほどの適任ほかにいない。

3日目トリの吹奏楽はたまげた。フレンがコントラバスの経験があることは雑談で知っていたけど、ギターやピアノとかと違って普通は配信で披露する機会なんてないだろうから、こうして披露される日が来るなんてな。というか、Vtuberがこうして集まって楽器を演奏するなんて事ができるんだな。これだけでも見ておいて良かったと思えますね。

いい事ばっか書いてもあれなので負の側面も書いておくと、準備や練習に忙殺されて自分が本来やりたい配信ができなかったと言っているライバーがいるとか。なんか2~3年前のホロに同じことを言っている人がいるのを思い出した(苦労話という程度でそこまで嫌みったらしい言い方じゃなかったけど)。にじは基本的にセルフプロデュースだから、自分が好きなことだけやってたら本来そんな言葉が出るはずないんだけど、公式企画が関わってきたり最近の社風の変化を見るに、変わってきてるのかな。まああえて前向きに捉えるなら、これだけのパフォーマンスの裏には、みんな限られた期間でケツを叩かれながら練習してきた人も居たからこそできたというべきか。

チケットは有料だけど、オケが原曲ベースになったり小道具や演出が凝ったりとそれ相当に反映されたと思う。セトリの多くはカバー曲なのでそうなると著作権が関わってくる。作曲、作詞、原曲それぞれに権利があって、原曲を使って歌詞を表示した動画を出すのは一番面倒そうだし。YouTubeでカバー曲を出しても広告収入の大半は著作権使用料に消えていくから、それだけでは収益は微々たるものらしいしな。逆にグッズは利益率が高くて儲かるから、何かと一緒にグッズが売られる。ゲームソフトでもグッズ抱き合わせ販売は常套手段になってるな。

まあ劇中に急遽無料パートのアーカイブ公開化が発表されたように、明らかにおかしい点があれば改善されるでしょう。双方のためにならないビジネスが上手く行くわけないのは、経営者が一番知ってるでしょうから。


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