ディスプレイ・アダプターのフォントROMを吸い出すユーティリティーと、それを読み込むためのローダーをエミュレーターに追加。

フォントROM吸い出しユーティリティー(getfps5)は、ディスプレイ・アダプターを搭載したPS/55であれば、一応、DOS/Vや漢字を表示できないPC DOSでも動作するように作ってあるが、私がアダプター切り替えの仕組みを理解していないのでちゃんと動作するか分からないし、特にCRTモニターは傷める恐れあり。本物のPS/55を所有していないので動作検証できていない。吸い出し処理の内部で何をやっているかはアセンブリ・ソースを公開しているのでそちらを参照。

他の変更点は、単色モニターモードを追加。エミュレーター側でやることはディスプレイ・アダプター内部のレジスターを1ビット変えるだけなので、それをどう扱うかはソフトウェア次第。PC DOSでは効果がない。JDOSは起動時にこれを読み取ってカラーパレットをグレースケールに設定するが、アプリケーション側でDACのカラーパレットを変更すると色が付く可能性あり。

DOSVAX 変更点 (4481PS10→ 4481PS11)

  • Build 4481PS11 (2023/12/04)
    • PS/55単色モニターモードを追加(machine=svga_ps55mono)。
    • PS/55マシン用のフォント ROM ダンプ ユーティリティ (getfps5) とエミュレータ用のローダーを追加。

ダウンロード

GitHub - akmed772/dosvax: A folk of DOSBox that emulates the Japanese AX and PS/55 computers.


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