240405 熊本城 / 熊本市現代美術館(ミュシャ展) [熊本旅行]
熊本城
熊本の代表的な観光地、熊本城へ。残念ながら悪天候続きだけど、桜はまだ見どころ終了間際といったところ。
天守閣は既に復旧していますが、石垣は6年ほど前の大地震の爪痕がまだ残っています。地上の歩道や案内看板は一部残されたまま関係者以外立入禁止となっており、空中歩道を渡りながら上から石垣を眺めるという、他の城ではまず見ないような見学スタイルになっています。
城の守りや石垣の作りといった説明は通路や天守閣内でのパネル展示でも分かるんだけど、入場からボランティガのガイドについてもらうと、歩道を歩きながら実物を目の前にして現地で解説してくれるので、実感が伴って分かりやすい。興味があっても長い説明文を読むのが嫌という人にはおすすめ。
こちらは本来の正面玄関に通じる通路。トンネルの途中にあって、説明がなければ素通りしそう。
ミュシャ展 @ 熊本市現代美術館
熊本城から比較的近い熊本現代美術館へ。4月7日(日)まで開催されていたミュシャ展を見てきた。何となくここに行こうかと立ち寄ったときに、この展示に興味がわいたので入場料を払って見てみたが、私にとってかなり良い体験だった。
ミュシャは東ヨーロッパ・チェコ独立前の生まれで、作品にその民族衣装などのアイデンティティを取り入れているという。私は文化や歴史に疎いので、ここらの背景知識をもっと付けておけばよかったと後悔。
演劇の宣伝ポスター。左は「メディア」、右は「ハムレット」。モデルにポーズを取ってもらって撮影した写真を参考に描いたりしていたとか。
モラヴィア教師合唱団のポスター。
シャンパン風味ビスケット缶のパッケージ。
当時の中ではどれほどだったか分からないが、現代でこんなデザインのお菓子があったらおしゃれすぎる。TDLやUSJのグッズのように、空き箱を小物入れとして使いたい。
年代を感じるホテル設備
熊本で宿泊。そのホテルが安物というわけではないんだけど、設備に年季があってなかなか興味深い。
三菱製。方向表示が矢印になる前(三角形)なので、遅くとも1990年代前半の製造(機種に詳しいわけではないが、調べた感じ、エレペットアドバンスV相当か?)。エレベーターの着床階表示が上に数字で付いているところがポイント高い。今は階ボタンの上に配置される大きな液晶表示に見慣れてしまった。
ナイトパネルのSEIKO製液晶ディスプレイによる時計表示。一応、照度に応じて明るさが変わるんだけど、それでも蛍光表示管や最近の液晶ディスプレイに比べるとかなり暗い。