PCemの外部的な使い方がある程度分かってきたので、PCemにPS/55エミュレーションを実装できるかどうかを軽く検討していた。PS/55のハードウェアの内部仕様は分かっているから50%くらいは既に完成したようなものだけど、そもそもDOSVAXの製作に期間でいえば年単位の時間が掛かっているので、その50%といっても絶対的には結構な作業量になりそう。

グラフィックはI/Oポート、メモリーマッピング、フォントROMアクセス、描画処理、BITBLTの実装が必要。あとは、日本語DOSに対応するには5576キーボードのスキャンコードセットに対応する必要がある。

構造的にはDOSBoxとは全然別物だろうから、DOSVAXで追加したソースコードはほとんど使い回しできない可能性が高い。となると、コーディングとしては移植というより一から実装してるのと大して変わらない気がする。まあでも、手間は掛かっても不可能では無さそうなことが分かったので、気が向いたら取りかかってみますか。


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