PCゲーム『The Elder Scrolls IV:Oblivion Remastered』(2025年4月 / Bethesda)をプレイ。
私はTES4は未プレイです。Holo ENのAmelia Watsonが2年くらいかけて配信でプレイしていたのを一部見たことがあるけど、片手間にチラ見していただけなので、ゲーム内容は全然理解していない。
交渉をする機会が多かったイメージがあるので、交渉に強い種族を選んだ。星座は単に私が乙女座というつながりで選択。魔法より物理、杖より剣ということでクラスを選択。
ストーリーは、主人公がなんかの罪状で捕まっていた牢屋に偶然にも城の隠し脱出ルートがあり、そこにユリエル・セプティム皇帝が襲撃から逃れるため通りがかる場面からスタート。一度別れてチュートリアルの洞窟に入り、その後合流し、皇帝の護送に協力することに。
この場面、仲間NPCが何かしゃべっているんだけど、立ち位置が悪かったせいか、字幕が出ない。
後で聴き直したら、ここでは”Wait here with the Emperor. Guard him with your life.“(ここで陛下と待て。命懸けで陛下を護衛しろ。)と話していたんだけど、それを聞き逃して襲撃者を倒しに行っていました。
ピンチになって回復アイテムを消費し乗り切っても、次々に暗殺者がわいてくる。何かおかしい。これは負けイベじゃないか?
仲間から”If you want to help, get back and protect the emperor!“(手伝いたいなら、戻って陛下をお守りしろ!)と怒られ、ようやく自分が違うと気付く。これも字幕なし。
さらに3人わいてきた。こりゃ無理だわ。
皇帝のもとへ戻るとイベントが進みます。ここまで皇帝と2人きりにさせるための舞台演出(メタ)だったようです。
皇帝の最後の言葉は、”Find him, and close shut the jaws of Oblivion!“(彼を探し出し オブリビオンの口を閉じるのだ)
タイトル回収キタ!門のことを”jaws”とは、少なくとも非ネイティブ話者からとっさに出る表現じゃない。日本語字幕では単に「口」となっているけど、”mouth”とは少し違うニュアンスがあるようです。
直後に暗殺者が登場。”Stranger, you chose a bad day to take up with the cause of the Septims.“と私に喧嘩をふっかけながら皇帝に斬りかかった。
アミュレットの適合者(皇族の血を引く者)の手がかりを得るため、帝都を離れてウェイノン修道院へ移動。なんか後ろから山賊が付いてきたらしく、通りがかりのNPCをf*ckを連呼しながら襲おうとしてて笑った。グリッチとまでは行かないけどバグ的な挙動。
出てきた修道僧による魔術の一撃によってワンパンで倒され、平和は保たれた。
このゲーム、グラフィックのディティールは素晴らしい。RTX3060TiだとWQHDでプレイするには丁度いいくらいかもしれない。ダンジョンだと平均90FPSくらい、外だと70FPSくらい。画質設定を標準から上げようとすると60FPSを割るかもしれない。120FPSでプレイしたいなら1~2ランク上の性能が必要になるでしょう。
見た目や仕草のリアリティは向上しているけど、操作感はオリジナルとそう違いない気がする。ジャンプで越えられる段差をNPCは超えられないという弱点あり。仕草が自然になりつつもゲーム的にてきぱき動かすこともできるので、人対NPCの戦闘風景は端から見ると滑稽に感じるかもしれない。
インターフェイスと字幕は日本語にできるけど、字幕は万能じゃない。挨拶やNPC同士の会話、とっさに斬りかかるときの台詞には字幕は付かないので、ある程度英語を聞き取れると、よりTESの世界に浸れるでしょう。
当面はノベルゲームを片手にTES4をプレイすると思います。