Webアカウントの不正アクセスが巧妙化してSMS認証すら安全性は高くないと言われている昨今、全然使っていないウェブアカウントをいつまでも残しておくのは不用心ということで、パスワードを変更するか削除することにした。
といっても、100以上あるWebアカウントを全部見ていたら1日では終わらないので、ネットショップのアカウントを見ていくことにした。
50件以上あるショップアカウントのうち過半数が5年以上パスワードを変更していなかった。登録されている個人情報はアドレスも電話番号も今と違うので、漏れたとて用途は限定的だが、なんだけど不安はある。中には15年前に一度使ったっきりログインしていないショップが、当時のIDとパスワードでそのままログインできた。8件はログインに失敗し、もはや使用していないメアドで登録されているせいでパスワードリセットもできなかった(自動退会で既に削除された可能性もある)。3件はサービスが消滅したのか行方不明。
こうして調べていると、ネットショップ系のアカウントは退会のオプションが意外に用意されていないことが多い。個人情報保護法があるから削除要求には応じるはずだが、そのために個別で問い合わせるのは億劫だな。今後使用する可能性があるものも残すと、結局、アカウントを削除できたのは2件だけだった。