最近、電磁気学を勉強しようとしています。職場で電験三種を勉強している人から質問を受けることがあって、うまく回答できないのでは格好が付かないので。電圧とは電位差のことだ、というピンポイントの知識はあるけども、じゃあ電位って何でどっから出てきて他とどう繋がるのか、という話になると、これをきちんと説明するには電磁気学の専門用語でいう静電ポテンシャルを理解しないといけない。実務をやる上で知る必要はないけど、単純に知識欲がそそられる。
クーロンの法則に始まり、電圧、電流から電磁誘導までの関係を理解するには、電磁気学として体系的に学ぶ必要があるけども、古典的な大学の教科書は数式をメインに据えて、しかもこれがずっと続くので読むのが億劫になる。諸現象を定理と数式で解明するのが物理学ではあるけど、計算できるかどうかは大事ではなくて、解法や考え方を知って脳内にイメージを描きながら解いていくことが早期理解に繋がると思っている。まあそれでも、マクスウェル方程式の理解に至るまでに数学の基礎として微分と積分、ベクトルの概念を知ることは避けられないけど。
比較的最近発売されている参考書はそこらの苦手意識を払拭する書き方になっていて、昭和から続く古典的な電磁気学の教科書に比べれば取っ付きやすいように感じた。これを読みながら、私も概要くらいは人に教えられるレベルまで上達したい。
(トップ画像は遠藤雅守『史上最強図解 これならわかる!電磁気学』ナツメ社、2014年より。)