マザーボード ASUS P2B (Slot 1)を入手
Intel 440BXチップセットを搭載したPen2世代のマザーボード ASUS P2B。Luckystar K7VATではISAバスのビデオカードが認識しなかったので、代わりとして手に入れた。P2Bは名機としてそれなりに知られている製品らしいので、スペックについてはここでは触れない。
CPUも一緒に付いていた。スロット型のCPUは初めて(?)見たけど、思っていたよりもごつい印象。もっとすっからかんのプラスチッキーだと思ったら結構上品な感じ。
手に入れた個体は見た目とても状態が良く、それほど使われていないようだった。コンデンサーもずいぶん状態がいいと思ったら、全て日本製(ルビコンや三洋)だった。まあ張り替えられている可能性もあるけど。
さっそくマザーボードを入れ替えてWindowsを起動してみると、デスクトップ画面が表示されたところでフリーズした。セーフモードでは起動できたので、デバイスマネージャーからデバイスを全て削除して通常起動を試みた。初回は問題なく起動できたが、デバイス認識後の2回目の起動でフリーズした。
結局再セットアップしないといけないのかと思い、Windows 98を再インストールしてみると、「ハードウェアとプラグアンドプレイ機器を設定しています」というメッセージでフリーズする。BIOSのバージョンが古いのがいけないのかと思い、BIOSのバージョンを変えてWindowsのインストールを試みるが、やはり同じ画面でフリーズする。
その後、色々な試行錯誤を経てWindowsをインストールすることができた。結局、原因はUSB2.0増設インターフェースカード(VIA VT6212)が相性問題を起こしていることにあった。これを接続しているとWindowsのプラグアンドプレイ認識時にフリーズするようだ。差すスロットを変えたり修正パッチ(KB240075)を適用したりといろいろやってみたがダメだった。
ISAバス接続のビデオカードはすんなり認識した。Windows 98もセットアップできたし、今回のノルマ達成!
P2BのBIOS POST画面。
Windows 98 デバイスマネージャー
CPU-Z
AST VGA Plus 診断ツール。