Image: 240830 クラッシュ・バンディクー2 (PS)をプレイ

PS用ACT『クラッシュ・バンディクー2』(1997年 / SCE)をプレイ。

私はクラッシュ・バンディクーシリーズをプレイしたことなくて、一時期は気になっていた存在だったっていうくらい。当時は、任天堂のマリオ、プレステのクラッシュというアクションゲーの双璧をなしていた印象があった気がする。そう思っていたのは私だけかもしれないけど。今じゃ、マリオは誰でも知っているくらい有名だけど、クラッシュは知る人ぞ知る、懐かしい存在になってしまっている。これでジェネレーションギャップを測れるかもしれない。なお、英語版Wikipediaによれば、クラッシュ・バンディクー2は7番目に多く(758万本)売れた初代プレステ用ソフトらしい。

グラフィックは3Dなんだけど、スーパーマリオ64とは違って、ひたすら画面の右か奥(手前もあり)に進み、道中のクリスタルを入手してゴールまで到達するとステージ・クリアになる。3Dのコースを一方的に進む、2.5次元的なアクションゲームとなっている。世界観やキャラクターは子ども向けという感じだけど、難易度は侮るべからず。スーパーマリオやドンキーコングのナンバリング作品を完全クリアしたことがある私でも、なかなか歯ごたえがある難しさだった。

ストーリーはクラッシュが妹のココに「ラップトップのバッテリーを持ってきて」とパシられるところから始まる。1997年当時に個人でラップトップ持ちとは、最先端を先取りしてるな。あるいは、理工系の大学生かもしれない。

Image: クラッシュ・バンディクー2

主人公以外はボイスがあってしゃべります。日本版ならもちろん日本語で。主人公はプレイヤーの分身なのでしゃべりません。ステージクリアやミスの時だけはリアクションします。

2面からいきなり氷の床が登場。アイスステージなんて、ある程度のレベルに到達すると出てくる中級レベルの定番なのに。「ニトロ」の箱は触れたら即死のトラップ。これ本当に厄介。

Image: クラッシュ・バンディクー2

常に走り続ける小ぐまを操作しながらトラップを交わしていくステージ。3Dを活用した見た目躍動感あるステージで、難易度は高め。

Image: クラッシュ・バンディクー2

シロクマから逃げながら進むステージ。これも結構キツかった。子ぐまの時と違って自分で進むペースを調節できるが、ゆったりしていられない。

Image: クラッシュ・バンディクー2

こういう逃げる系は反応速度とか瞬発力が求められるので、アクションゲームに慣れてないとキツいと思う。パターンはだいたい同じだから覚え死にゲーでもあるが、小学生にはクリアするのは難しいだろうな。

狭い足場から足場へのジャンプ移動。緻密な操作が求められる場面が多い。しかも、2Dアクションと違って、ぱっと見が横移動のステージでも奥行きが微妙にあって、スティック操作だと斜めに移動して足場を踏み外すことがあったり。

Image: クラッシュ・バンディクー2

道中の難易度に比べると、ボス戦は比較的ゆるい。何回か死ぬかもしれないが、パターンさえ把握したら、あとは焦らずに対応するだけなので、あまり時間は掛からなかった。

Image: クラッシュ・バンディクー2

やり込み要素までやっていませんが、4時間かからずにクリアしました。迷路や謎解き要素はほとんどなく、とにかく前進すればいいというのは分かりやすい一方、シビアな操作技術が求められるので、ゲーム慣れしていないと難しい。Dual Shockのアナログとデジタルを場面によって使い分ける必要があった。

プレステにしてはグラフィックはきれいです。N64に劣らない。ただ、見た目のはったりには成功しているけど、冷静に見ると、ゲームシステムはスーファミ時代の2Dアクションの域を脱していない。3Dの空間を活用しているのはボスステージくらいか。

アクションゲームにツッコミは御法度かもしれないが、ストーリーにもNPCにもツッコミどころが多かったな。しかし、一番イカしているのは、エンドロールで表示される隠しコマンドを入力すると再生される、テーマソング「クラッシュ万事休す」のイメージ映像。

Image: クラッシュ・バンディクー2

クラッシュ!バンディ・バンディク~♪ (AA略

Image: クラッシュ・バンディクー2

これが25年以上前のゲームか~。ほどいい感じにぶっ飛んでるなぁ。


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