191213 DMM Game Playerの腹立たしいこと
最近、エロゲーでインターネット認証のためにDMM Game Playerを使うものが増えてきているが、これは歓迎できない。DMM Game Playerはゲームランチャーとして日本版Steamを目指しているのかもしれないが、その劣化版どころか比較するのも甚だしい。
まず、ゲームは実行ファイルからは起動できない。インストール時に作成されるショートカットを開くか、DMM Game Playerでショートカットを改めて作成する必要がある。
このショートカットを実行すると、最初にWindows標準のユーザー権限昇格確認画面が表示される。これは.DMM Game Playerにアップデートの有無関係なく、起動時に必ず出る。システムに変更を加えるわけでもないのに、なぜ管理者権限が必要なのか分からん。
次に、DMM Game Playerにアップデートがある場合は「アップデートして再起動」というボタンがあるので、これをクリックする必要がある。このアップデートも反応が鈍いのか調子が悪いのか分からないが、アップデートのゲージが満タンになってウィンドウが消えた後、何も表示されなくなることがある。そこでゲーム起動のショートカットを実行すると、また「アップデートして再起動」の画面が表示される。これを3回くらい繰り返すうちに、ちゃんと起動するようになる。PCを再起動しろというメッセージがあって、それを私がやっていないことが関係している可能性もあるが、そもそもランチャーごときの更新にWindowsを再起動する必要があるというのは、到底納得しがたい。Steamの場合は問いもなく勝手にアップデートして、非常にスムーズに起動するので、ふと目を離したら気づかないレベルだ。
DMM Game Playerのアップデートが無いか、アップデートが済んでいれば、今度はアカウントのIDとパスワードの入力を要求する画面が出る。一応、アカウント認証を保存して次回から入力不要にするオプションはあるのだが、アップデートする度に認証がリセットされるためか、割とよく認証画面が出る気がする。
認証が通れば、そのゲームのダウンロード購入ページが開く。購入したゲームのキーが入力済みであれば、そのまま自動でゲームが起動する。または、「ダウンロード版でプレイ」をクリックすると、ゲームを開始できる。このあたりは、当初の複雑さ・不親切さに比べれば多少改善されている。
この一連の流れがあるため、ショートカットを実行してからゲームが起動するまで、DMMのアップデートがある場合は3回以上のクリック(待ち時間付き)が必要になる。少しの時間でゲームを進めたい時や、「とりあえずHシーンが見たく」なった時、ゲームを始めようとしてこのようなことが要求されると、非常に煩わしく感じる。
ゲームそのものよりこういう所で評価を下げているのは勿体ない話だ。DMMには改善して欲しいし、それができないのであれば作り手も考えを改めるべき。