ゲームボーイ用アクションゲームソフト『ドンキーコング』(任天堂、1994年)をプレイ。
ポケモンZtoAをダウンロードするためにSwitchを起動したはずが、スリープ中のSwitch Onlineコンソールを開いたら、最近の追加タイトルにゲームボーイ版ドンキーコングがあって、思わずハマってしまった。私は昔このゲームを実機で3周以上クリアしたけども、またやり直してもやっぱり楽しい。

1994年発売というと、ゲームボーイのソフトとしては中後期あたり?スーファミで初代スーパードンキーコングが発売される少し前。ゲームカタログ@Wikiによれば、スーパーゲームボーイというハードウェアでは特別に4色カラー表示が可能らしいが、Nintendo Switch Online版は初代ゲームボーイの色仕様になっている。
最初の面はアーケード版ドンキーコングのようなタルが落ちてくるステージ。当時の私はアーケードの方を知らないので、そのオマージュだということに気付かず、単にパート1みたいなものだと思っていたな。この時点でマリオは本作特有のアクション(逆立ちやバク宙)を使えるので、操作に慣れていれば数秒で上に到達できる。

そこまで難しくないと思っているのも束の間。ここからがゲームの本編。

幕間で次のステージへの移動を見せながらキャラの操作やギミックに気付かせる演出がいいね。

Stage 1の最終はドンキーコングとの直接対決。タルを3回ぶつければ勝ち。ドンキーコングに接触すると胸ぐらを捕まれたあげく、投げ飛ばされて即死します。

今回のトライで最初のミスは、Stage 2-1での高所からの落下死でした。高所からの飛び降りが落下死になるかならないかの見きわめも、このゲームでは後々必要になってくる。ミスも経験のうちとはまさにこのこと。

Stage 2のドンキーコング戦は跳ねて動くスプリングが最大の敵。今でこそ、タイミングがちょい難しい程度の認識だけど、子どもにはここが序盤の鬼門だったかも。

Stage 3(船)からStage 4(ジャングル)にかけて難易度がぐんぐん上がる。私は既プレイでギミックを理解しているし、解法も何となく覚えているから残機がぐんぐん増えるけど、初見だったらこうはいかないだろうな。

ステージが広くなってくるが、ゲームには視点移動という操作はないので、パズルを解くような短期記憶と把握能力が求められる。

Stage 6(飛行機)。ゲーム全編では折り返し地点。ここは険しいBGMに違わず難易度も高いから、トラウマ級に印象に残っている。

このステージにかなり苦戦した。風に流されながら小さな足場の上に留まる必要があるのが鬼畜。

ここも地味に難しかった。右から大車輪で飛んでからの前転する方向が上手くいかずに、トゲの上に落ちてしまってミスる。ここ結局どう操作するのが正解か分からないまま、たまたま成功してクリアできた。

この面はハンマー投げのテクニックを要求されるのだけど、ゲーム中にその説明やヒントはなく自分で方法を編み出す(気付く)しかないから、難しいよねぇ。

Stage 9は昔やり込んだ記憶があるので、私にとってはそこまで難しいと感じなかった。ここだけ大車輪で飛びすぎに注意だけど。

Stage 9-8とスタッフロールのBGMは特別感があって好き。
スタッフロール後のクリアデータセーブはないので、ロード画面ではStage 9-5のセーブデータが最終記録になる。

ここまで3時間38分でした。ワールド6くらいが最終と想定して2時間以内に行けるかと思ったら、意外に時間がかかった。周回クリアだからそこまで苦労しなかったけど、でもやり応えのある難易度だった。
