BIOSアップデートの頻度が高い
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ASUS TUF GAMING B550-PLUSのBIOSをバージョン2403から2423へ更新した。約2ヶ月前に公開されたバージョンで、頻繁に更新される気配はなくなったので、安定性には多分問題ないのだろうと見てアップデートすることにした。
更新内容は、
2021/08/26 20.18 MBytes
TUF GAMING B550-PLUS BIOS 2423
1. Update AMD AM4 AGESA V2 PI 1.2.0.3 Patch C
2. Improve system performance
AGESAのアップデート内容は相変わらず書かれていないが、今年2月辺りに少し話題になったUSB切断問題への対応が続いているのだろうか。
近年は日本のメーカー製PCでも年に1~2回BIOSアップデートが継続的に供給されることは珍しくなくなった。その更新内容はマイクロコードやBIOSの脆弱性改善であることが多い。
かつて、BIOSのアップデートなんて1機種に1~2回あるかないかという程度で、頻度とか言う以前のレベルだった。BIOSのアップデートはリスクが高く、Windows Updateのように頻繁にやるべきものではない。Gigabyteなんかは失敗に備えて予備のBIOS ROMチップを搭載していることを宣伝していたくらいだ。アップデートが無いならその方が良い。
確かにセキュリティリスクだって無視はできない。そうは言っても、セキュリティリスクの低減に気を取られ、可用性へのリスクを軽視していないだろうか。BIOSは本来、容易に触るべきではないものだという危機感が、薄れてきているのではないか。