Image: リソースエディタが無い!

Visual C++ 2008 Express EditionでWin32アプリケーションを開発していて困ったこと。
それは、
リソースエディタが無い。。。(.rcファイルを編集できない)

Visual C++ 2005と比較してみると、新規プロジェクトの作成に「Win32プロジェクト」が追加されている。なのでリソースエディタも付いてくると思ったのだが...
2005と同じくリソースエディタは無かった。
.rcファイルを開いても「リソースの編集はVisual C++ Express SKU でサポートされていません」と表示される。

リソースエディタが無いとフォーム(ウィンドウやメニューバー等)の作成・編集ができない(いや、できないことはないのだが、フリーソフトを利用したり手動入力を行ったりといろいろ不便。)
アイコンの編集もExpress Editionではペイントソフトが起動する(上位エディションではVisualC++内で直接アイコンファイルの編集ができる。)

これ以外にもExpressEditionと上位エディションの製品とは多くの違いがある。
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/special/vs2005compare/vs2005compare_01.html)
↑Visualstudio2005のエディション比較(公式サイトの比較ページに書かれていない部分も詳細に比較されているので、とても参考になる
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/products/vs08/compare.aspx
↑Visualstudio2008のエディション比較
ExpressEditionの制約として、例えば、、、
MFCATLといったライブラリ群が付属しない
・MSIインストーラーの作成ができない
ガイド付き最適化ができない
などや他にもある・・・らしい。

特にMFCやATL、リソースエディタが無い状態でネイティブWin32アプリケーションを作るのは厳しく、コンソールアプリケーションを作ることぐらいしかできない。
.netアプリケーション(C++CLIやC#など)の開発ではフォームの編集ができるが、Windowsアプリケーションの本格的な開発を行うのであれば、StandardEdition以上のランクの製品を使うべきだろう。


○追記
Visual Studio内蔵のアイコンエディターは32ビットカラーのアイコンを作成できないなど機能がよくないので、サードパーティの画像編集ソフトとアイコンファイル作成ソフトを組み合わせるといいでしょう。

○関連
アイコンリソースの最適化と実行ファイルサイズの削減 [VC#]
https://diarywind.com/blog/e/g13_255__vc.html


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