Firefoxのいろんなabout
ほとんどおまけのような機能だが、トラブル時に活用すると有効かもしれない。
Firefox固有の機能なので、ここにあるアドレスは他のブラウザでは通用しない。
・about:
バージョン情報を表示。
・about:blank
空白ページを表示。
・about:bloat
メモリリークを探してその統計を表示する。
RC(Release Candidate)やBetaといったテストバージョンでのみ使える。
・about:buildconfig
利用中のFirefox(firefox.exe)のビルド情報を表示。
例えばFirefox3.6.3 Windows版ではコンパイラ"cl"、バージョン"14.00.50727.762"とあり、 Visual C/C++ 2005を使ってビルドしたことが分かる。
・about:cache
メモリ、ディスク、オフラインのキャッシュについての詳細情報がわかる。
・about:config
通常はFirefoxのオプションでの設定や検索バーで最後に使用した検索エンジンの設定情報などをここで閲覧、変更できる。
ここに載ってない設定項目を追加して隠し設定を行うこともできる。
実際はprefs.jsそのままを閲覧、編集しているのと変わらない。
・about:crashes
送信したクラッシュレポートを表示。Firefox3.0以降で使用可能。
・about:credits
クレジットを表示。
・about:logo
ロゴを表示(たぶんバージョン情報の背景に表示されるものと同じもの。)
Firefox3.0以降で使用可能。
・about:licence
Mozilla Public Licenseなどライセンス規定を読むことができる。
Firefox1.5以降で使用可能。
・about:memory
メモリの使用量を表示。Firefox3.6もしくはそれ以降のバージョンで使用可能。
・about:mozilla
The Book of Mozillaのメッセージが表示される(実際はThe Book of Mozillaという名前の本は存在しない。)
"Mozilla"はFirefoxの前身にあたるブラウザ。
詳細は英語版Wikipediaを参照。
・about:plugins
インストールされているプラグインの詳細情報を表示。
・about:support
トラブルシューティング情報を表示。技術者がこの情報を参考にしてトラブル解決を迅速に進めるためのもの。
Firefox3.6以降で使用可能。