16ビットアプリケーションサポートの設定 [Win8 CP]
Microsoft Windows 8(Consumer Preview版)で16ビット(DOS)アプリケーションを使う。
Windows 8 32ビット版ではWindows Vistaや7と同様、NTVDM(Windows NT Virtual DOS Machine)によって16ビットアプリケーションが英語環境のみではありますがサポートされています。
ただし一つ変更点があって、16ビットアプリケーションを初めて実行するときに16ビットアプリケーションサポートを有効にするかどうかを選択するメッセージが表示されます。
ここで「無効」を選んでしまうと16ビットアプリケーションが起動できなくなります。
設定を変えようとコントロールパネルを探してみても、それらしき設定項目が見つかりません。
実はWindows 8(CP)英語版ではコントロールパネルから設定できるようなのですが、日本語版にはありません。
そこでダメ元で検索にかけてみると、、、ちゃんと出てきました。
ちなみにこのコントロールパネルの設定は従来のバージョンのWindowsからあるグループポリシーの設定とは別個のようです。
次はグループポリシーの「アプリケーションの互換性」にある「16ビットアプリケーションにアクセスできないようにする」が有効になっているときのコントロールパネル画面です。
設定が変更できなくなっていることがわかります。
16ビットアプリケーションサポートを有効にしても、正常に動作するのは英語環境(USモード)用の海外DOSアプリケーションだけです。
従来バージョン(Vista, 7)同様、日本語版のDOSで動かすことを前提に作られたアプリケーションは正常に動作しません。
この時点ではConsumer Preview版なので確定ではありませんが、おそらく製品版Windows 8でも日本語環境がサポートされることはないでしょう。