セッションの戻る・進むの記憶ページ数を増やす [Firefox]
Firefoxで同一セッションのページ閲覧履歴(「戻る」「進む」ボタンで移動できるページの数)を増やす方法。Firefox 14.0時点での情報。
同一セッションのページ閲覧履歴の保存数は標準設定では50ページまで保存される。50ページを超えると一番古いページの履歴から削除されるため、50ページ以上は戻ることができない。この設定を変えるには、Firefoxの詳細設定(about:configやuser.jsなど)で次の項目を追加または編集する。
設定名 | データ型 | 既定値 |
browser.sessionhistory.max_entries | 整数 | 50 |
他に似ているが意味が異なる設定がいくつかある。
browser.sessionhistory.max_total_viewersはセッション毎に最近閲覧したページでキャッシュ(メモリ)に保存するページの数を指定する。"-1"を指定した場合は搭載メモリ容量に応じて0~8の範囲で自動設定する。"0"にした場合はキャッシュを無効にする。
設定名 | データ型 | 既定値 |
browser.sessionhistory.max_total_viewers | 整数 | -1 |
閲覧履歴に保存するページ数はplaces.history.expiration.max_pagesで指定する。この項目は標準では存在しないので、about:configからは項目を新規追加する必要がある。なお、標準では保存する履歴ページ数はハードウェアの性能に合わせて決定され、places.history.expiration.transient_current_max_pagesで知ることができる。古いバージョン(3.6以前)では保存する履歴の数を日数で指定していたが、現行のバージョン(4.0以降)では自動的にページ数で決めている。
設定名 | データ型 | 既定値 |
places.history.expiration.transient_current_max_pages | 整数 | (不定) |
places.history.expiration.max_pages | 整数 | (なし) |