Logitec LMO-640Fの廃熱ファンを交換
Logitec製外付けSCSI MOドライブ LMO-640Fの廃熱ファンを交換する。
15年前の外付けSCSI MOドライブ LMO-640Fのケースファンがかなりの騒音を立てるようになったので、これを交換することにした。
○用意したもの
- サイズ ミニ風ウルトラ20mm厚 SY124020L
- RELIEF 1500Wヒートガン RHG-1500
- 熱収縮チューブ 黒 2mm径
- はんだこて、はんだ、スタンドなど、はんだ付けのための工作道具。
ファンは40x40x20mm。ヒートガンと熱収縮チューブは既存のものがあればそれを使えば良い。
○MOドライブ外観写真
正面、ディスクアクセス中
背面
ちなみに中に入っているドライブは、富士通M2513A。
○交換手順
1. 背面のネジを2本外してケースを取り外す。
2. 内部にあるケースファンと電源ケーブルを取り外す。
3. mini-kaze付属の2pin-3pin変換ケーブルと電源ケーブルを結合する。
ドライブに付いているファンの電源端子は今では一般的ではない形状なので、そのままでは新しいファンを取り付けられない。そこで電源ケーブルと2pin-3pin変換ケーブルの導線同士を繋ぎ合わせることにする。
3-1. 電源ケーブルと2pin-3pin変換ケーブルの対となる電源端子において、端子部の穴からツメが見えるはず。それを精密ドライバーで押さえながら導線を引き出す。
3-2. 導線を熱収縮チューブに入れる。
3-3. 導線同士をはんだで接合する。
私は導線を切って剥ぐのが面倒だったので、金具ごとはんだで接合しました。
3-4. ヒートガンで熱収縮チューブを収縮させて完成。
4. (もと)2-3pin変換ケーブルにファンを接続する。
こんな感じになる。
ケーブルの余りはMOドライブの下(写真左下)に寄せておいた方がいいかも。
5. ファンをネジで固定してケースを元に戻して作業完了。
ところでこんな古いMOドライブをどうするのかというと、PC98とPC/AT互換機でのデータの移動に便利なので使っている。