変猫8 / モブ恋 / ガーリーエアフォース を読んでの感想
ライトノベル 変猫8 / モブ恋 / ガーリーエアフォース を読んでの感想。
読んだ数よりも買った数のほうが上回っていて溜まっていく一方。それはそれとして、今は初読の感想を書いておきます。
(凡例)
満足度: ☆満足しなかった、☆☆まあまあ満足した、☆☆☆大満足だった
次巻への期待度: ☆あまり期待しない、☆☆少し期待する、☆☆☆かなり期待する
変態王子と笑わない猫。8 (MF文庫J)
笑わない猫や筒隠家の謎に大きく踏み入った横寺が自分の人格を乱されてしまうという、シリアス回。
読み終えて少し間が開いていることもあるのかもしれないが、内容があんまり印象に残っていない。読み終えてすっきりしない。まあ、すっきりしないのは本巻もともとそういう話なのですが、4巻よりも前の読んでいてワクワクした頃に比べれば、最近の話の方向性にはちょっと馴染めません。(満足度:☆、期待度:☆)(2014/09/14)
モブ恋 (電撃文庫)
ラノベの主人公は何かと美少女と接点があるが、本作ではそれは主人公(春馬)の親友(秋兎)の話。その秋兎に密かに想いを寄せる平凡な少女(モブ子)の恋を応援する恋愛戦略ストーリー。なお、「応援していたつもりが好きになっちゃった」的な展開は今のところない模様。
割りと普通の学園ラブコメと同じように軽く読めました。春馬が秋兎やその周辺の子にひたすらやきもきした思いを抱えるのかとおもいきや、(表面上は)結構ドライでその辺りの線引はしっかりしていましたね。しかし最後の「お前は、モブ子だ。」までの展開は目が見張るものがありました。モブ子の姿勢に春馬も触発されてやる気を出したところで次巻に続きます。春馬とモブ子の友情でも恋愛でもない関係がいいね。。。最後の終わり方は1巻目として無難にまっていたと思います。 (満足度:☆☆☆、期待度:☆☆)(2014/10/08)
ガーリー・エアフォース (電撃文庫)
桁外れの戦闘力をもつ反政府(反人類?)勢力に対抗すべく、既存の戦闘機を改造して開発された高機動戦闘機ドーターとそれを操るアニマという操縦機構。それは少女の姿をしていた。端折ってしまえば戦闘機擬人化少女とパイロットの少年の物語(ちょっと違う)。
イリヤの空(電撃文庫)やEFFY(同人ゲーム)が好きだった私にはあらすじを読んだだけでどストライクの作品でした。最初からアクション映画ばりの怒涛な展開。そこからグリペンとの再会は偶然か必然か。人口兵器のはずでありながら食事したり眠ったりするアニマ。そんなかわいい一面があるアニマと次第に心を通わせていくパイロット志望の少年(慧)。敵方の技術を使って敵を駆逐するという皮肉な状況に複雑な気持ちを抱えながらも、アニマを一人のヒトとして受け入れる。最後の方はご都合主義というか、強引な感じがしましたけれど、まあ1巻らしい展開でしたね。慧は高校への編入ということで、やっぱりラノベなんで次巻では本巻とは違ったドタバタな展開を見たいですねー。イーグルがどう絡んでくるのかも見どころです。次巻への流れが若干不透明のまま終わったのが残念です。 (満足度:☆☆☆、期待度:☆☆☆)(2014/10/08)
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