Image: 241214 同人STG『ごちゃまぜの嵐』(2003年)をプレイ

Windows XP用横スクロールSTG『ごちゃまぜの嵐 Shooting Edition!』(2003年 / ぬるま湯工房)をプレイ。

Image: ごちゃまぜの嵐

おそらく当時でも葉鍵系以外では珍しい商業作品の二次創作ゲーム。ギルティギアのブリジット、デ・ジ・キャラットのでじこ、ナースウィッチ小麦ちゃん、シスプリの四葉、明日のナージャという、多方面の作品が入り混じり、それぞれを知らない私でも謎の組み合わせということは分かる。タイトルはCAVEの業務用横スクロールSTG『プロギアの嵐』からのもじりなのは明らかだが、操作性以外ではそこまで似ていると思えない。

当時は同人ゲームが完全に裏の趣味の世界だったから、こういうものが存在し得たのだろうが、ガイドラインで著作物の使用に白黒付けるようになった昨今ではこういうファンゲームは生まれないだろうし、プレイ動画や実況配信もやりづらいので、話題にも挙がらないだろう。今は権利者より視聴者の方が検閲の目が鋭いのだから。

私の手元のメモによれば、後にフリーウェアとして配布されたらしいのだが、現在は配布元サイトが見つからない。

スタート画面。

Image: ごちゃまぜの嵐

オプション画面。難易度設定は無し。

Image: ごちゃまぜの嵐

キャラクターによってショットの発射方向が変わり、主に集中型と拡散型に分かれるが、そこまで極端な変化はない。

Image: ごちゃまぜの嵐

縦スクロール弾幕シューティングがそのまま横になっただけ。CAVEシューのような見た目の鬼畜さや派手さは無いけど、横方向はやはり縦に比べると難しく感じる。それでも同人ゲームで横スクロールが多いのは、敵キャラを大きく表示できるからなのだろうな。

Image: ごちゃまぜの嵐

これはまずい、と思ってボムボタンを押したときには、だいたい手遅れ。東方シリーズの喰らいボムシステムになれてしまっているのか、単に自分の反射神経や判断力が間に合っていないのか…。

Image: ごちゃまぜの嵐

1面ボス。ボイスで登場台詞は入っているけど、会話を交わすというほどでもなく。

Image: ごちゃまぜの嵐

1周目のラスボスを倒すと、こんなメッセージが。「萌え」は「燃え」の間違いじゃないだろうか。

Image: ごちゃまぜの嵐

2周目の1面ボス。弾幕が強化されて弾の速度も速くなった気がする。

Image: ごちゃまぜの嵐

ゲームプレイはほどほどの難易度(でも初心者にはノーコンクリアはきつい)でテンポも良い。弾幕も変に独自性を出すことなく、正統派ではある。得点稼ぎの手段も用意されている。同人にしてはまずまずの出来だと思う。しかし、キャラクターや世界観に通ずる要素があるかどうかは、疑問がある。演出やシステムに独自の工夫があれば、もっと印象的な作品になったはず。それとも、単に元ネタを知らない私が気付いていないだけかしら。


ここで紹介したゲームソフトは何年も前に発売されたものであり、現在は販売されていない可能性があります。私にコメントでアップロードを依頼されても返信しません。(This video game went on sale many years ago, and now it maybe no longer available from its publisher. Don’t ask me to upload it.)


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