Image: 190308 2in1タブレットPC『Microsoft Surface Pro 6』を買う

4月の大学デビューに向けてSurface Pro 6(真っ黒カラー)を買ってもらいました。大学の実習ではテーブルからテーブルにパソコンを持ち抱えながら移動することもまーまーあると思うので、手軽に持ち歩けるPCは便利そうです。ただ、タイプカバーを付けても重心がちょっと高いので、置き場には気を遣うかもしれません。後ろのスタンドを引き出せば倒れることはないかもしれないけど、テーブルがゴム素材じゃないとタッチしたときにずりやすいです。ノーパソの重心の低さは狭いスペースに置くときに意外に都合が良かったりします。とりま、今からubuntuと開発環境を入れて、プログラミング講義ばっちこーい。


ま、大学デビューは嘘だけど。必要に駆られて購入したというのは半分本当。来月は仕事の出張が増えて自宅に帰れない日が多くなりそうなので、メインPCの分身が欲しかった。ただ、普通のノートPCだと自宅での使い道に困るので(今でさえサブPCを持て余している)、どうせもう1台買うなら2in1タブレットを買うことにした。

配置と使用形態の自由度

Surfaceは配置の自由度が高い点が便利。スペースをとらないから、メインPCの使用中はキーボードの横に並べてサブPCとして使い、姿勢をリラックスしたいときはSurfaceを持ち出してベッドに横になりながら使ったり。充電容量は省電力のスマホには劣るが、並のノートPCに比べれば数倍は持つので、長期の外出でなければ気にする必要はない。タイプカバーとBluetoothマウスを使えばノートPCに早変わり。Windows PCと同等なので、フルバージョンのExcelやWordが標準装備で使えるというのは大きな利点。

SDカードスロット搭載

今どきノートPCでもSDカードスロットを搭載しないモデルがある中、SurfaceはSDカードスロットを搭載しているのが意外だった。デジカメの写真を取り込むには、WiFiを使った転送よりもSDカード差し替えの方がLAN環境不要で手っ取り早いため、都合が良い。ちなみにSDカードスロットは電源入力端子と兼用。電源入力端子の裏側近くのキックスタンドを開けたところにMicroSDカードスロットがあります。標準SDカードは入りません。

ストアアプリが少なく、タブレットデバイスとしては今ひとつ

初期ビルドのWindows 10に比べれば、今のWindows 10はタブレットに特化した機能が増えてきて便利にはなっているけれど、タブレットの操作を活用できるストアアプリ (UWP) が少ない。何より個人的には、Amazon KindleやFujisan.co.jpで電子書籍を購入しているので、それらがストアアプリに対応していないというのが辛い。これらのWindows版やブラウザ版を使う手はあるものの、レスポンスがやや悪く、ピンチやスワイプといった直感的操作が上手く効かないので、タブレットの特性を活用できているとは言い難い。ディスプレイがほぼB5サイズにも関わらず、対応する電子書籍アプリが少ないとは何事か。

ギャルゲー持ち出し機としての使い道

まあWord / Excelが使いたいのは半分本当だが、本音を言えばビジュアルノベルもといギャルゲーを持ち出したいことが同じくらい大きい。ただ、ギャルゲーがタブレットを意識したインターフェイスになってきたのはごく最近のことで、少し前はスワイプやジェスチャー非対応、小さなボタン、画面サイズはウィンドウサイズ固定かフルスクリーン表示のみが一般的だった。12.3インチ2736×1824ピクセルで1280×720の等倍表示はさすがに厳しい。最近はそのあたりを配慮した上、CD-ROMを使わずとも同梱のダウンロードカードでセットアップファイルをダウンロードできるようになり、障壁は解消されつつある。この用途で問題になるのは、複数のデバイスへのインストールは考えられていないので、セーブデータが共有されないとかコピーガードの問題だろうか。後者はユーザーサイドでどうにもならないが、前者についてはドキュメントフォルダーに保存するタイプであれば、ドキュメントをOneDrive化して同期させればセーブデータを共有できそうだ。

Image: Surface Pro 6 Portrait


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