Image: 180127 VN IxSHE Tell / ヒトツバ 体験版の感想

ビジュアルノベル『IxSHE Tell』『ひとつ屋根の、ツバサの下で』体験版の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

ラノベを買うため半年ぶりに大須のWonderGooに行ってきたけど、2階入口には爆乳ハイパーバトル新作のポスターがスタンドで出ていて、相変わらずの店舗内で安心した。PSVitaコーナーはぎゃるがん2がトップで2・3段ほど占有していた。特典付き9000円か...PCゲームをもう1本買えるな。

IxSHE Tell (HOOKSOFT)

2月23日発売予定

シナリオ・グラフィック

ヒロイン一人を除いてみんな乳でかいと思ったのが第一印象。放送でも話があったが、今作ではヒロインと距離感が近いことを意識させるよう、立ち絵を大きく映しているのがポイントのようで、言われてみれば確かに。あと、会話中に主人公の目線(主観)を下や他所に向けるシーンが多い。他の作品では告白とか回想とか、重要な場面でそういう立ち絵での演出が入ることはあるが、HOOKSOFTでは使われてこなかったと思う。そもそもプロローグに告白シーンを入れてくることも異例か。

グラフィックは西洋風の町並みや建物の内装・調度品と言った背景のデザインが良く、緻密に描かれていてとても綺麗だった。キャラクターグラフィックは前作Amenity’s Lifeとそれほど差異ないかな。

キャラクター

HOOKSOFTは個別ルートをぜひ見たいと思わせるヒロインが1作品でせいぜい1~2人ほどで他は平等にほどほどだったけど、今作はどのヒロインも気になる。もちろん私的イチオシはいるんだけど、ヒロインそれぞれ個性が出ているから、それぞれ違った見どころ・楽しみがありそうな予感がしている。

システム

公式サイトのシステム説明にある要素は体験版では登場しないので、それらがどう作用するのかは未知数。セーブスロット190個+オートセーブ10個、クイックセーブ・ロードで、基本的なシステムの機能は必要十分。バックログをマウスホイールで動かすとページが飛び飛びで切り替わるのが気になる。

ひとつ屋根の、ツバサの下で (harmorise)

零戦やスピットファイアなど往年の戦闘機で空中戦を行う格闘技(フェアリー・ファイト)の大会に挑む少年・少女達の話。IxSHE Tellと同日発売のゲームを探していたとき、『絆きらめく恋いろは』や電撃文庫の『ガーリー・エアフォース』と被る部分があって、つい手に取ってみた。

シナリオ・グラフィック

主人公は実質女子寮と化している所に住むことになるので、お約束の生着替えに出くわしたり胸をガン見したりラブコメのノリが多少あるが、基本はオーソドックスな正統派青春ストーリーのように見える。きら恋以上にラノベ向きな話であるし、ガーリー・エアフォースのような非日常的緊迫感はない。一応「恋愛ADV」をうたう以上、各ヒロインのルートに分岐していくのだろうが、どういうきっかけで恋人の関係になってストーリーがどう進むのか多少期待はある。

グラフィックは光の透過や反射を使った演出と、影に青色を積極的に取り入れているところが特徴。特に一枚絵でヒロインに柔らかなまぶしさがあるのが好印象で、個人的には一番好きな部類の画風。キャラがどうとか戦闘機がどうというより、これで選んだ割合が大きい。背景は青空の雲や草原の水彩風の描写が良い。

画面サイズはフルHDだから線が綺麗に見えるし、画面が大きいので窓感がなく作品に没頭しやすい。

キャラクター

どのキャラが好きかと聞かれれば、年上・才色兼備・生徒会長でミステリアス感ある菜穂子さんなのだけど。キャラの方向性がそれぞれ異なるなので、ストーリーとしてはどのルートも均等に興味がある。

システム

セーブスロットは100個。クイックセーブ・ロードはインターフェイスになく、メニューバーまたはF11・F12キーで行う。特筆する追加機能はなく、標準的な必要最低限のレベル。各ボイスの音量やBGMとのバランス調整が悪いのか、一部聞き取りにくい台詞があった。


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