241230 PX-W3PE5のドライバーをWinUSB版に変更した
PX-W3PE4の受信が10月末から著しくドロップするようになったんだけど、特にハードウェアはいじっていないので理由が分からない。テレビチューナーの故障を疑って、昨日、PX-W3PE5に交換したが、症状は改善されなかった。となると、残るはドライバーか、ソフトウェアか、マザーボードやWindowsなどの環境の問題ということになる。
ドライバーはメーカー (Plex) 公式のBDAドライバーとRadi-sh版BonDriverを使用していた。もう一つメジャー(?)な非公式ドライバーとして、WinUSB版なるものがあるということで、これをインストールしてみることにした。
方法は下記のサイトを参考にした。
→ WinUSB版px4_drvの使い方 | EncTools
このうち、PX-W3PE5は既に元々のWinUSBドライバーでサポートされているので、PX-Q3PE5対応の作業は不要。
このインストール作業はRadi-sh版BonDriverを使用する場合に比べて敷居が高い。Windowsでプログラム開発の経験がある人なら理解は早いが、そうでない人にとっては苦労するだろう。具体的には、以下のうち1, 2, 4の作業が障壁になる。
- Visual Studioを使ってWinUSB版BonDriverをソースコードからビルドする。
- コマンドラインでWinUSBドライバー付属のユーティリティーを使い、PlexのBDAドライバーからファームウェアを抽出する。
- 既存のPlexのドライバーを削除する。
- ドライバー署名の強制を無効化した状態でWindowsを起動し、infファイルからドライバーをインストールする。
- EDCBなどにBonDriverを配置する。
逆に言えば、これだけのことができる時点で察しはいいだろうから、これ以上の説明は要らないだろう。