250416 FLP01の前面パネル下に3.5インチFDDを追加した

Silverstone SST-FLP01Wに3.5インチFDDベイを追加する試み。思っていたより大変しんどい作業だった。ミリ単位の誤差が命取りになる、かなりシビアな改造だった。部屋の模様替えをやりながらだったので、数日かかりました。
フロントパネルのUSB端子穴をカッターで丸ごと切り取る場面。
上にある黒いぼっちは穴にはめ込んであるだけなので、フタを活かしたいのであれば、穴同士が繋がらないように注意しなければならない。かと言って、穴が下に寄りすぎると、今度はドライブのイジェクトボタンがフタに引っかかる。1ミリの誤差が命取りになるので、少し小さめに穴を開けておいて、金属ヤスリで穴を拡げていく方が無難かと思う。
ドライブカゴの前面側引き下がり部分はFDDに干渉するので金工用カッターやハクソー等で切断する。
FDDをはめ込んでみて、干渉する部分は鉄工ヤスリで微調整。FDDのフロントベゼルの形状は機種によって微妙に違うので、ある機種用にぴったりサイズで作ると、他の機種に差し替えようと思ったときに干渉して通らない可能性がある。
支持材は捨てる予定だったプラスチック製の水受けを再利用。穴の位置だけ定規で測って決めただけの、やっつけ仕事です。私以外の人が中を見るわけじゃないし。最初はスチールケースを流用するつもりでしたが、金属加工は電動工具がない中ではめちゃくちゃ大変なのでやめました。
StarTech 3.5インチHDD専用変換マウンタを使用。この変換マウンタはFDD側面の3つの穴のうち、前側の2つの穴を使う設計になっているが、そうするとマウンタが前面パネルに干渉する。しかし、後ろ側2つの穴はマウンタのどの穴も位置が絶妙に合わない。そのため、中央にある2つの丸穴のうち、1つをヤスリで削って拡げました。
Panasonic JU-256Aはイジェクトボタンがフタに引っかかりやすいので、NEC FD1231Tに変更。こちらはイジェクトボタンがJU-256Aよりわずかに上にあり、イジェクトボタンが出るとフタは閉じなくなることに変わりないが、変な引っかかりは低減された。
5.25インチベイと3.5インチベイの間に2.5インチドライブを配置できる。これは上手くいったなと満足しながら組み立てていたら…
IDE-SATA変換基板がAGPスロットのグラボと干渉して、電源コネクターを繋げられない。あと5ミリ横にずれてくれれば入るのに!絶妙にブロックされている。
このケース、正面から見て左手前(ATX電源の手前の空き空間)に、2.5インチドライブを搭載できるスペースがもう一つあるんだけど、ここも付けようとするとIDE-SATA変換基板の電源部分がケースの壁と干渉してしまい、正しく取り付けられない。斜め一点止めだけど横置きだから良いか、として、こうなった。
内部の全体像。
背面。リアパネルに2つだけのUSB 1.1ポートとプリンターポートが時代を感じさせる。
Pentium II (Slot 1) 標準のCPUクーラーがうるさいので外したい。すぐ側面に給気ファンがあるから外しても問題なさそう。しかし、この騒音も含めてこのマシンの「味」なのかもしれない。