この「好きな任天堂のゲーム機ランキング」の結果には共感できない
→ Nintendo Switch超え懐かしのゲーム機は、20~40代男女が「好きな任天堂のゲーム機」【完全版】
- スーパーファミコン 24.0 %
- ニンテンドー3DS 16.5%
- ファミリーコンピュータ 14.0%
- ゲームボーイ 9.5%
- ニンテンドーDS 8.5%
- Wii 6.5%
- NINTENDO64 5.0%
- ゲームボーイアドバンス 4.5%
- Nintendo Switch 4.0%
- ニンテンドーゲームキューブ 2.5%
この結果は私が考える任天堂ハードランキングと違いすぎて解せない。あくまで「ハードウェア」としてみた場合の話だが、スーファミやN64のカセットゲーム機はやり込んだゲームのセーブデータがよく消えたことが印象的で、私にとってこれらへの評価はかなり悪い。実機でレトロゲーをやりたくなっても、Switchなどへの移植作で足りているなら、この2つだけは今さら買いたくないね。
ファミコンは日本で社会現象を起こしてアメリカをアタリショックから救ったほど売れたハードだから、未だに評価されているのは、まあ理解はできるかな。ファミコンの特徴的な8ビットサウンドもクセになる。しかし、ゲームボーイの人気は理解できない。単3電池4本組みの電気食いで重い上に、あの画面コントラストの悪さ。昼間でさえ、寝っ転がってプレイしようとするにも、画面が影にならないように気を遣わなければいけない。ゲームボーイカラーになってだいぶマシになったけど、本当に画面が見やすくなったのはアドバンスSPからだな。
私は次の3つが好き。
- Nintendo Switch
- ニンテンドーDS
- ニンテンドーゲームキューブ
SwitchはWiiとDSのいいとこ取りをして、最高のエクスペリエンスを持っている。据え置きにも携帯ゲーム機にもなるし、コントローラーの種類が豊富で、最新からレトロまで幅広いプレイスタイルに対応できるから、パーフェクトだね。
私はニンテンドーDSの中で、特にDS Liteのデザインが好きだった。当時、MacBookのポリカーボネートモデルに憧れがあったから、それに通じるものがあるのかもしれない。このデザイン性が、ゲーム機は子どもやマニアのためのものという意識を脱するきっかけになったのでは。エクスペリエンスの面では、ダブル・タッチスクリーンはゲームソフトの可能性を広めた意味で、その功績は大きい。3DSはDSの延命という見方もあったけど、ソフトウェアに恵まれたのとすれ違い通信で、より色濃いハードになったな。
3つ目に何を挙げるかかなり迷った。強いていえば、ゲームキューブは当時にしては意外にグラフィックが良くて、コントローラーは手に馴染みやすいところが良かった。ただ、コントローラー左下の十字キーは、おそらくゲームボーイ用ソフトウェアとの互換性のためとはいえ、そこだけ少しダサいな。