ラジカセ『ZILBA'P TV』整備 [10]テープ送りのゴムベルトが伸びたので再交換
ステレオラジカセ『ZILBA’P TV』(Sony CFS-V1、1979年発売)を整備。
テープ再生の音の歪みが大きいので、テープ送りのベルトの張りを調べたら、ゆるくなっていた。前回は幅4mm、半折128mmのベルトを使ったが、改めて長さを測ったら133mmくらいに伸びていた。今回は新品で半折108mmくらいのベルトを使用した。プーリーに掛けるときに結構引き延ばした感覚だ。初期伸びがせいぜい数%の産業用のVベルトとは全然違うんだな。
ついでに、テープ送りのピニオンを駆動するカムを押さえるばねの位置がずれていたので直した。これで巻き戻しの空回りはある程度改善すると思う。