Image: Tragic Kingdom (No Doubt / 1995) [Alternative]

ZIPでNo DoubtのDifferent Peopleを聞いて好きになった。その収録アルバムがこれで、どれもギターでめちゃくちゃ弾きたくなる曲。難しそうだが。

最近はすっかりiTunes MusicやYouTube Musicに入り浸っていったから洋楽CDの日本盤を買ったのは久しぶりだったけど、オリジナルのブックレットに加えてこの解説付きの翻訳歌詞パンフレットがついてくるのが懐かしい。

ジャケットのカバーは何かの食品の古い広告を想起させる。下の方には “Sunpist Groves - Anaheim, California” と書かれている。アナハイムはディズニーランドやコンベンションセンターで有名な都市だから私は知っていたけど、前者は調べてみるに、Sunkist Growers(サンキスト・グローワーズ)というカリフォルニア/アリゾナに実在する農業協同組合をもじっているようだ。Sunkistは日本では森永が販売する果汁飲料で知られる。

つまり、これはクレート(果物を輸送する木箱)のラベルをイメージしているのだろう。下はSunkistの昔のラベル集。

Image: Sunkist Label History
SUNKIST ORANGES - Advertising BOOKLET - LABEL HISTORY _ eBay by Papertroveより。

しかし、「悲劇の王国」というタイトルに、虫に食われたような果実?のイラストは、仮にこのラベルを宣伝に使おうものなら縁起が悪すぎる🤣

明るくてカッコイイ曲調に反して、歌詞は20代女性が10代の若者を諭すような、現実的で達観したものが多い。まあ、Sixteenがタイトルからして、まさしくそうなんだけど。このアルバムを聴いた後にJ-POPの初々しい恋愛ソングを聴いた日には、そのギャップで悶え死ぬわね。


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