Win8.1(32ビット版)で日本語DOSアプリケーションを動かす
Windows 8.1 32ビット版で日本語PC DOS/MS-DOS(16ビット)アプリケーションを実行する。
既知の方法みたいですが、私は最近知りました。情報を上げて下さった方にこの場から感謝します。この方法はWindows Vista, 7の32ビット版でも使えるようです。
追加機能 NTVDM をインストールする
とりあえず何でもいいのでDOSアプリケーションを開きます。すると追加機能のインストールを要求されるので、インストールします。
日本語DOSアプリケーションを動かす
- 動かすアプリケーションがあるフォルダーをエクスプローラーで開き、「ファイル」「コマンドプロンプトを開く」を選択します。
- コマンド
chcp 437
を実行して英語モードにします。 - コマンド
graftabl 932
を実行すると表示が日本語に切り替わります。 - このままだとキーボードレイアウトが英語のままになっているので、日本語配列に変えたい場合は
LH %SYSTEMROOT%\SYSTEM32\KB16.COM JP,932,%SYSTEMROOT%\SYSTEM32\KEY01.SYS
を実行します。 - 日本語DOSアプリケーションを実行します
核になるのはchcp 437
とgraftabl 932
の2つのコマンドです。英語モードではこんな感じで文字化けしますが。
上記の方法により正しく表示されるようになります。
欠点はMS-IMEが組み込まれていないので日本語入力ができないことと、一部正しく表示されないアプリケーション(XP以前では表示できる)があるということでしょうか。