Win10 Insider Preview Build 14316.1000 [Win10]
サブPCを最新ビルドに更新した。最近、Fast Ring向けのWindows新ビルドのリリースが活発になってきている。この1週間で3回くらいビルドが更新されている気がする。
TH2リリース時に安定性の面で不満に思っていた点はおおかた解決された。グラボをIntel HD Graphics 4600からGeForce GTX960に切り替えたことも影響しているかもしれない。
- エクスプローラーのタスクアイコンの右クリックメニューがすぐに出ないことがある。 → 現行安定版ビルド10586.164では解決済み
- 複数のブラウザでストリーミング動画を視聴するとAdobe FlashPlayerがフリーズする。 → 現行安定版ビルド10586.164では解決済み
- ネットワークアダプターの接続優先度の設定「アダプターとバインド」が保存されない。 → 最新Previewビルド14316では機能削除
- Windowsフォトビューアーの前後移動がエクスプローラーのソート順と同期していない。 → 未解決
デスクトップでのフォトアプリの使い勝手の悪さを何とかしてくれ。いまだWindowsフォトビューアーを捨てられずにいる。テレビ・映画アプリも然り。Youtubeアプリを見習え。あっちはファイルを続きから再生とか、ファイル検索中にも再生中のファイルを右下にポップアップサムネで出すとか、よく気が利くのに。これがWin8からずっと感じる最大の不満。
動作は安定しているように見えるが、イベントログを見てみるとdwm.exeの強制終了・再起動とかSystemsettings.exe(設定アプリ)がメモリを1.5GB占有するとか、水面下で少しゴタゴタしてる。安定ビルドが入っているメイン機では類似の問題は起きていない。
新ビルドの変更点
新機能については次の記事が詳しい。
Twitterを見るに、主にプログラマーの間でコマンドプロンプトでbashが使えることが評判になっている。Windows Updateの再起動タイミングをあらかじめ自分で決められるようになった点は改善点というか。マイクロソフトの一方的な押しつけから、ようやくユーザーの要望に応えたというところ。巷で不評になっている無料アップグレードの件といい、最近のマイクロソフトの強要する姿勢は快くない。
その他、気になった変更点
エクスプローラーでAltキーを押してもメニューバーが出ない。今の安定版ビルドも既にこういう状態になっているけど、TH2からこうだっけ?まあ確かに使わないからなくても良い。
コントロールパネル→ネットワーク接続を開いて、メニューバーの詳細設定 ダイアログから「アダプターとバインド」タブが削除された。現行安定版ビルドで項目は存在するが設定が反映されなかったところ。
ネットワーク接続の詳細 ダイアログの表示崩れ。ローカライズ絡みの問題と思われる。他のプログラムにも未翻訳のテキストやフォントが怪しいところがいくつかある。
Windowsのバージョン情報 ダイアログ。
デスクトップの右下には評価コピーの文字が出ているが、こちらには評価版・有効期限の表示がない。というかこのPC、Build 9926の新規インストールから使い続けているけれども、気が付けば有効期限の表示がなくなって正規ライセンス扱いになっている。同じアカウントの別PCで無償アップグレードしたから?でもWindowsライセンスは1ライセンス1PCが原則のはずだが。まあInside Programにフィードバックを送って多少なりとも貢献しているので、これくらいは見逃してもらおう。