Image: 200111 特急南紀で『熊野那智大社』『那智の滝』へ [南紀, くろしお]

今年最初の旅は「特急 南紀号に乗ってみたい」というのがきっかけだった。熊野那智大社や那智の滝はあくまでその「ついで」。

去年に四国へ行ったときは、直前まで十分な下調べをせずに行けたが、それは都市部でのみ通用する。公共交通機関の乏しい地方の田舎では通用しない。ということで、今回はスケジュールをしっかり組んでいたのだが、一日で紀伊半島を回ってくるのはさすがにキツかった。

朝7:50過ぎ、名古屋駅で特急南紀1号に乗り込む。駅弁は2食分買っていたが、この時点ではどのタイミングで食べるか決めていなかった。

Image: 特急南紀

キハ85系。気動車にあまり乗ったことが無かったので、加速する時のエンジン音を列車で聞くのが新鮮だった。車内販売はないが、ジュースの自販機はあった。

和歌山で宿泊予定なのに、乗車券を紀伊勝浦終着で切ってしまったことに少し後悔。まあ、乗車券を和歌山までにしたところで、長距離割引の恩恵は1000円程度ではある。座席はA席という希望しか出さなかったので、これも買った後で本当に良いのかと悩んだのだけど、結果的にはこれ(A席奇数番)が海側かつ窓後ろ側で大正解だった。

Image: 特急南紀

三重県南部からは景色をじっくり眺められるよう、それまでに食事を取っておこうと言うことで、四日市に入ったあたりで駅弁を食す。何かのガイドで取り上げられていた『純系名古屋コーチンとりめし』。量は少ないように見えるが、朝にはこれでちょうど良いくらいだった。

Image: 純系名古屋コーチンとりめし

多気駅を過ぎたあたりから山間部の風景に。

Image: 三瀬谷

それまでスマホいじったりゲームしたりと時間を潰していたが、三瀬谷駅からはずっと車窓の景色に見入っていた。写真は尾鷲の弁財島近く。

Image: 弁財島

新鹿湾。

Image: 新鹿湾

和歌山県に入るとトンネル少なめで海の沿線を進むが、海岸から少し離れていて、海岸も防風林に隠れているため、景観ポイントはあまりない。

名古屋から那智勝浦まで3時間50分。調べてみると、特急で3時間を超える列車は実はそんなに多くない。JR東海で挙げると、しなのも伊那路も2時間半ほど。ひだが名古屋・富山間で3時間強、大阪・富山間で4時間弱と、長い部類に入る。

那智勝浦駅のコンコース。那智の滝はここでも見られる(写真だけど)。

Image: 那智勝浦

那智勝浦駅前と熊野交通バス乗り場。そこかしこに那智黒(飴)の広告が見られる。ありきたりかと思ってお土産には買わなかった。

Image: 特急南紀

那智山行きの往復割引乗車券は1000円。釣り銭が出ないから切りは良いが、バス賃としては高くもなく安くもなく。発行日は02?ああ、令和2年だったか。

Image: 那智山行きの往復割引乗車券

Image: 熊野交通バス

那智山参道。ここの石段は整備されている。土産物屋が並んでいる様子は、昔から親しまれている古道の雰囲気を存分に感じられる。

Image: 熊野那智大社

車椅子に配慮してか、最近はこういう穴の大部分を埋めたグレーチングをしばしば見かける。ここでは車椅子と言うより杖対策か。

Image: 熊野那智大社

熊野那智大社 鳥居。最近改修されたものと思われ、綺麗に塗装されている。

Image: 熊野那智大社

登りきった階段の後ろを眺めれば、山々の渓谷が目線より下の方に。

Image: 熊野那智大社

平日の午前中とあって、人はかなり少ないけども、寂しいと言うほどでもない。境内の雰囲気を堪能するには、これくらい落ち着いているのが丁度良い。

Image: 熊野那智大社

熊野那智大社から那智の滝へ降りていく道中。先行する人が居ないと、順路に少し迷う。これが近道ではあるが、最終的には那智の滝前バス停に行き着くので、参道入口からバス通りを歩いても良い。

Image: 熊野那智大社

鎌倉積みの石段。写真で見るとスラッと行けそうだが、実際の所は躓かないように歩くのに結構気を遣う。

Image: 鎌倉積みの石段

石段を下から見上げてみる。参道の階段と違って、こちらは石の高さが不揃いなところもあるので、ちゃんとした靴を履いてウォーミングアップしないと、足首を痛める。これを進んでいくとバス停のところにたどり着く。

Image: 鎌倉積みの石段

那智の滝バス停から那智の滝に続く階段は、先ほどの鎌倉積みの石段に比べれば、一段一段が広くて手すりもあるので、歩きやすい。

Image: 那智の滝

那智の滝は、鳥居左奥からさらに先にある拝所(写真左中の赤い柵のところ)へ入る場合は有料。ここで正面から見る分には無料。滝は壮大と言うより荘厳で、鳥居も相まって神聖な場であることを改めて感じさせる。

Image: 那智の滝

ここまで時々くつろぎながらスラスラ歩いてきて、13:50のバスに乗って那智勝浦駅に戻る。

特急南紀は那智勝浦で終点。ここから先の特急列車はJR西日本管轄のくろしおで行くのだが、鈍行でローカル鉄道の気分を味わいたかったので、串本行きの普通電車に乗る。

クハ104。調べてみると、国鉄時代からの車体なのか。JR西にも古い車両はあるんだな。

Image: クハ104系

内装はバリアフリー化のため改装されて、シートや扉などは最新・新品同様に綺麗になっているものの、空調や扇風機の形が古めかしい。

Image: クハ104系

串本までは海辺に近いところを走る。車窓の景色は岩場と遠くまで広がる海が続く。

Image: 田原

串本駅にてくろしおに乗り換える。乗り換え待ちの時間が少しあったものの、串本駅周辺で時間を潰せるところはなさそうだった。欲を言えば潮岬に行きたかったが、歩いて行くには時間・距離ともキツい。コミュニティバスは1時間に1本。くろしおとの乗り継ぎを考えると、うーん。日帰りで那智勝浦と潮岬の両方はきつい選択。

Image: くろしお

和歌山までだと串本でも紀伊勝浦でも特急料金は同じなので、帰りのバスに乗り損ねたときの保険で、紀伊勝浦発で予約しておいた。自由席はまあまあ埋まっていたけど、それでも乗車率60%くらいで、山側だけども座ることができた。

Image: くろしお

2個目の駅弁は「なごや満載」。肉は少なめ炭水化物多め、量やや多い。那智大社を回っている間に中身がシャッフルされたんじゃないかと心配したが、そんな酷いことにはならなかった。

Image: なごや満載

和歌山に着いた頃には辺り真っ暗。和歌山城の前はスクランブル交差点がやたら多くて、待ち時間が長い。夜10時を過ぎると点滅信号になるが、夜9時くらいは車も人通りもあまりないのにそんな状態だから、信号無視して横断する人が多かった。

Image: 和歌山

和歌山城は夕方5時には閉園するが、ライトアップは19時の時点でまだやっていたので、堀の外から写真を撮ってみた。

Image: 和歌山城 ライトアップ

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