Image: 200107 VN『Little Sick Girls 〜幼馴染の恋人〜』感想

ビジュアルノベル『Little Sick Girls 〜幼馴染の恋人〜』(Lass Pixy / 2019年9月)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

12月に発売された Little Sick Girls の第2弾が本命でそちらを買うつもりだったのだが、その予習というか、雰囲気づかみとして第1弾のこちらをやってみてもいいだろうということで購入。2作品で舞台・設定は共有しているが、ヒロイン同士の繋がり・絡みはあまりなく、いきなり第2弾をプレイしても全く問題ないだろう。

感想

パッケージ

形状は低価格製品で一般的なDVDトールケース。パッケージ裏はここでは見せられないが、そこにストーリー、舞台背景、ヒロイン、必要動作環境と、知りたいことが把握しやすくまとまっている。起動認証は不要。

シナリオ

ストーリーはヒロインの愛を無条件で受け入れ、あるいは便乗してひたすらセックスするというものではないが、まあ7割くらいはそれに近い。ストーリー立ては一応あって、序盤ではヒロインがある時期から急に尽くすようになったことに対し、「ヒロインと両思いになったのでは無く、病気だから愛してくれるんじゃないか。」という疑念に悩むことになる。それを解決した中盤以降はほぼHシーンの連続で、作品中の世界ではどこでやろうとADSなら合法ともあって、だんだん人目をはばからなくなってくる。

主人公がひん曲がった性格をしているので、序盤の一人語りが読みづらかった。後半は特に意識せず読めた。

残念ながら、ヒロインには魅力を感じられなかった。まず、ストーリーのテンポが速いので、起承転結で言うところの承の部分はほとんどない。ヒロインのお節介好きという設定は分かったけども、そこだけでは魅力を理解できず、主人公がどうして彼女に惚れ込んだのか、感情移入できなかった。やっぱり、ただ尽くされ愛されるのでは無く、そこに羞恥・躊躇・興味・拒否などいろいろと複雑な感情があるからこそ、面倒くさくて面白い。まあ、本作をプレイしてそのことが確認できただけでも収穫はあった。

グラフィック

画面解像度はHD (1280x720)。CG枚数は20枚。9割はHシーン中のCG。立ち絵が拡大する場面があるのだが、一部の場面ではジャギーが目立つ。拡大処理である程度スムージングされているとは思うが、そもそも拡大することを前提にCGを高解像度で用意すべき。

CGの描き口は最近のトレンドを2割くらい取り入れたような、淡い目の艶や赤みとか自然光の白いぼかしを入れつつ、しかし、概ね非リアル寄りのオーソドックスな塗り。

Hシーンではむっちりした体つきが良く描かれている。ただ、ヒロインの身体を絵で見せると言うよりは、シチュの妄想を補助する程度のもの。体液は透明に近い。先ほど書いたように、ヒロインに魅力を感じなかったと言うこともあって、CGもあまりハマらなかった。むしろ、序盤でARアバターの『アイリ』に裸立ち絵があることに一番興味を持った。

システム

システムはKIRIKIRI 2ベース。クイックセーブ1個、セーブスロット15個×9ページ、セーブスロットの削除は可、バックログジャンプ無し。必要最低限度に近い機能。CGギャラリー・シーンは最後までプレイしてから解放される。(2020/01/07完了、No.68)


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